キットのご購入
オンラインショップ

メールでの相談
(24時間受付)
お電話での無料相談 042-652-0750(月〜金・日 10:30〜18:00 土・祝休)

検査結果
ログインが必要です
お電話での無料相談042-652-0750(月〜金・日 10:30〜18:00 土・祝休)

メールで相談
(24時間受付)

検査結果
ログインが必要です

知らないことが一番怖い、性のこと

ここしばらく、性教育に取り組まれている方のブログやYouTubeなど、とにかく色々見させていただきました。きっかけは、性教育のSOSコール。

お子さんが「学校で体の違い、受精や出産については学んだけど、どうやって受精するかが教えてもらえないんだよね〜。お母さん教えて!」とまっすぐに難しい質問をぶつけてきたのでヘルプを求めてきたのです。

そうなのです。学校での性教育には『はどめ規定』というのがあり、性交について触れてはいけないことになっているのです。

わたしはいつも通りお母さんに、わたしが信頼している方々のSNSや書籍を紹介し、わからないところはまた一緒に考えていこうね、と声をかけました。セックスがしたいからとかまだそういうことではないけど、もう中学生として知っておいて欲しいことはたくさんあると思う。

今回色々調べている中で、中学生の妊婦さんへのインタビューで「妊娠するかも?って思った?」という質問に、「うーんよくわかんないけどそういうこともあるのかなとは思った。」という答え。

それとは反対に、中学生の頃にしっかりと性教育を受けていた大人の妊婦さんは「高校の頃にみんな ”したいからしちゃおうよ” って感じだたけど、私は妊娠や性感染症について先生に教えてもらっていたので怖くてみんなのようにはできませんでした。」との答え。

セックスの話をすることで、セックスをしていいよと認めてしまう気がする、と思ってセックスの話を避けている親御さんはとても多いのですが、実はちゃんと話すことで正しい知識を身につけ、ある意味正しい恐怖感を持つことによる正しい判断ができるようになるのです。

もし妊娠してしまったときに中絶はいつまでできるのか、と知っているのと知っていないのでは、親や先生に相談するタイミングも違ってきます。もしも、セックス後にデリケートゾーンに異変があった場合、性感染症について知っていると不安になり、行動に移せることもあるでしょう。

このような意識の変化の統計や実話談は色々なところで耳にしますし、こちらのNHKの特集でも触れられています。

それでも学校では教えてはいけないセックス。セックスについて興味を持った子供達が、正しい知識を正しいタイミングで受け取れるためには、ご家庭でのサポートも大切になってきます。そして、そんなお子さんたちを支えるお母さん、お父さんに正しい知識を身につけてもらうことが大切だと思います。

今日は、その中でも『知らないことが一番怖い、性のこと』として、性感染症HPV感染について触れてみようと思います。

知らないことが一番怖い、性のこと

 

知らないことが一番怖い、性感染症

性感染症(性病やSTDとも言います)は妊娠同様、たった一度のセックスでも感染してしまう可能性はあります。

そんな性感染症について、”知らない怖さ”は2種類あります。

 

性感染症について知らない怖さ

まずは、性感染症について知らない怖さです。

クラミジア淋病梅毒HIVなど、聞いたことがある、怖いと思う感覚はある、でも実際それらの病気がどういう症状なのか、感染したことで体にどういう影響を及ぼすのか、そして、いのちに関わるのものなのか、ちゃんと知っておくことが大切です。

クラミジアにはほとんど症状がなくて、慢性的に感染し続けてしまうことで将来不妊症になってしまうかもしれないことを知っていますか?

梅毒は顔面や四肢に湿疹ができることを知っていましたか?肌荒れや虫刺されかな、と思っていたその湿疹、もしかしたら梅毒かもしれないと疑うことができますか?

性感染症がどういうことなのか、それをちゃんと知らないと、『あれ?これって性感染症?』と気がつくこともできず、発見が遅れてしまうのです。

性感染症にはどんな病気があるのか、どういう症状なのか、しっかりと知っておきましょう。

性感染症についての詳しい説明は、こちらの『STDを知る』のページをご参考にしてください。

 

性感染症に感染していることを知らない怖さ

もう一つの知らない怖さは、自分が性感染症感染していると知らずに、パートナーに感染を広めてしまうことです。これは夫婦間やカップル間だけでなく、風俗利用やその他のパートナー以外とのセックスでも同じです。

クラミジアや淋病は、男性では比較的症状がわかりやすいこともありますが、女性は症状がわかりにくいことが多く、検査をしないと気がつけない場合もあります。

自分がまさか性感染症なんて、と思わずにセックスをするようになったら定期的に検査をする習慣をつけることが大切です。そして、わたしは性感染症がない、としっかり知っておきましょう。

検査のタイミングは、相手が変わった時やちょっとでも違和感を感じた時、そして同じパートナーだけとの関係でも1〜2年に一度はしっかりと検査をして確認しておきましょう。

検査のタイミングについて詳しくは、こちらの『性病検査を受ける頻度』の記事をご参考にしてください。

 

性感染症検査に含まれるべき検査項目

(それぞれの病気についての詳細は、病名をクリックして詳細ページに!)

男女共通、性器とのど

クラミジア
淋病

女性はさらに膣の

トリコモナス
細菌性膣症(性感染症ではありませんがセックスがきっかけで発症することがあります)
カンジダ(性感染症ではありませんがセックスがきっかけで発症することがあります)

性感染症のチェックしたい!そんな時におすすめのアイラボの検査キット

女性用:膣と咽頭のSTDチェック

kit010 膣と咽頭のSTDチェック
Kit010 膣と咽頭のSTDチェックはこちらから

膣と咽頭のSTDチェックでは膣のクラミジア、淋病、細菌性膣症、カンジダ、トリコモナス、膣炎の検査、そして喉のクラミジアと淋病の検査ができるセットです。

フェラチオなどで思いがけずに喉に感染があることもあります。性感染症検査は喉の検査も一緒にすることをお勧めします。

男性用:尿道と咽頭のリンクラチェック

kit103 尿道と咽頭のリンクラチェック
Kit103 尿道と咽頭のリンクラチェックはこちらから

尿道と咽頭のリンクラチェックは、男性尿道のクラミジア、淋病、尿道炎の検査、そして喉のクラミジアと淋病の検査ができるセットです。

クンニなどで思いがけずに喉に感染があることもあります。性感染症検査は喉の検査も一緒にすることをお勧めします。

 

知らないことが一番怖い、HPV感染

HPV感染は性器感染ではイボを作るコンジローマタイプとがんになるハイリスクタイプがあります。子宮頸がんについての詳しくは、こちらの『子宮頸がんについて』をご参考になさってください。

コンジローマはイボという症状があるのでわかりやすく、また、イボががんに発展することはほぼないのであまり心配しなくていいのですが、問題はハイリスクタイプです。

ハイリスクタイプのHPVは粘膜に感染し、平べったく広がっていくのでイボのように症状がありません。また、子宮頸がんや肛門がん、中咽頭がんなど全て内側の粘膜にできるので、尚更症状を感じにくいのです。

ハイリスクHPVに感染しても、ほとんどの場合は免疫によって排除され自然と消えていきますが、免疫が衰えていたり、繰り返し感染すること(持続感染)で細胞に変化が出てきます。これが異形成です。

数年かけて異形成ができ、また数年かけて悪化してがんへとなっていきます。

HPV感染をしていることに気が付かずに、子宮頸がん検診を受けないでいると、この異形成の段階で気がつくことができずにがんとして発見されることも稀ではありません。

検査をしていないからわからない、ではなく、検査をしっかりとして、わたしは異形成もハイリスクHPV感染もない、としっかり知っておくことが大切です。たった一度のセックスでも、HPV感染は起こり得ます。

そして、HPV感染は女性だけの問題ではありません。男性にとっても、中咽頭がんや肛門がん、陰茎がんなどの原因となることがわかっています。男性もHPV感染についてしっかりと知っておきましょう。

おすすめの検査キット

こちらの記事を読んで気になった方へのおすすめ検査キットはこちらです。
自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで
一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで