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ティーネイジャーのエッチ事情と親の性教育

 

最近では彼氏や彼女がいる=エッチをする、というのが当たり前になってしまい、初めてのエッチはかなり若年化しているようです。

特に最近ではスマホやネットでの情報が豊富なため、エッチな写真や漫画だけでなく、動画まで簡単にみられてしまう時代です。偏った知識と興味だけがどんどん膨らんでしまいますよね。

私の周りでも、この春から高校生になるお姉ちゃんがいるママ友から「絶対に彼氏を作るんだ!って張り切っているんだけど、それってやっぱりそういうこと考えてるってことだよね、、、?」なんて言った相談も受けます。

ちゃんと話した?。。。

「そういうことをする前に、ちゃんと話をしなくちゃいけないってわかっているんだけど、何をどう話したらいいかわからない。やっぱり妊娠とエイズかな?」

やはり、一般的に未成年、未婚者のセックスで心配なのは妊娠や性病の一番怖いイメージであるエイズなのでしょうね。でも、子宮頸がんやクラミジア、淋病に関する知識だってとっても大事ですよね。

今日はそんな悩みを抱えているママさんパパさんたちのために、子供に話す性教育について簡単にまとめてみようかと思います。是非このブログを手に、子供たちとエッチについて向き合ってください!

ママだけではないですよ、パパもがんばって男子と向き合って女性を大切にする話をしてくださいね。

 

セックスする前に知っておくべきこと

避妊

まだ精神的にも肉体的にも経済的にも未熟な未成年にとって、一番怖いと本人たちが自覚できることは妊娠だと思います。

まだこれからの学校生活もある、まだ仕事もしていないのに子供なんて、結婚していないのに一人で育てていけるのかな、、、そういう質問に一度親子でしっかりと向き合って話し合うといいでしょう。

避妊をすることの大事さは、これからもっともっと楽しいことが待っている自分の楽しい20代のために、そして結婚して安心して子供が生まれてくるという幸せのために、さらには喜ばれて生まれてくる子供のために、ちゃんと環境を整える、ということは親になるということの責任のはじまりの第一歩なのではないでしょうか。

その準備を今のあなたたちはできているの?できていると思うなら、本当にどこまでできているのか書き出してみましょう。楽しい未来予想図をたててみよう!と、楽しく話しながら、「やっぱり今の私には無理、、、」と自覚させるのもいいかもしれませんね。

それから、率直に言ってしまうのもいいかと思います。

「今の時代、結婚するまでエッチをするな、というのは無理ってわかっているよ。でも、何か一つ、結婚してからの楽しみをとっておくのもいいんじゃないの?結婚するまではコンドームをつけないエッチはしない!っていうのはどう?コンドームをしないエッチは結婚相手とだけ!って、結婚してからの楽しみもとっておいたら、もし今の彼氏(彼女)と結婚することになっても、また楽しみがあって絶対いい!」

私はこんな風にいうのはどうかなぁと日々考えています。

性感染症(性病)

性病はエイズだけではありません。最近増えている不妊症も過去に感染したクラミジアや淋病が原因かもしれません。そして、子宮頸がんはがんにならなくてすむがんです。誰もがんになりたい人なんていないですよね?

子宮頸がん

HPVというウイルスが子宮頸がんの80%くらいの原因になっているとされています。そして、そのウイルスはセックスによって感染します。

ほとんどの場合、感染しても体の異物排除機能でウイルスは排除されてしまいますが、持続感染するとがん細胞へと少しずつ変化を始めてしまうのです。持続感染しないためには、コンドームをちゃんと使って、常に相手から同じウイルスをもらい続けないこと。

それから、ウイルス感染は子宮頸がん検査で発見できます。エッチをするなら年に一回子宮頸がん検査をするという約束をしましょう。

そして、男子も検査ができるのですよ。彼女が大事なら、彼女にがんになってほしくない、子宮頸がんは俺がうつしてしまうウイルスが原因なんだ、という自覚を持たせましょう。

子宮頸がんについて詳しくはこちら

要点:

  1. コンドームを使う
  2. 子宮頸がん検査を受ける
クラミジアや淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマなど

クラミジアや淋菌などの病原体の感染が原因で起こり、放置していると不妊症や子宮外妊娠の原因にもなります。特に女性は重症化するまで症状があまりないことが多いので、感染に気がつかないことが多く、不妊症になってしまうことがあります。

これも女性だけではありません。男性もクラミジアなどの慢性的な感染が原因で前立腺炎が悪化すると不妊になります。

最近はオーラルセックスが当たり前のようにされています。つまり、性病はのどにも繁殖しています。

コンドームをちゃんとしてたから大丈夫、と思っても、キスやフェラチオで感染していることも。

妊娠の項目で話したように、コンドームなしのセックスはしないという前提なので、性器同士の接触による感染はなくても、オーラルセックスで感染してしまうことも十分あります。オーラルセックスもするならまず二人とも検査を受けてからにしましょう。

各性感染症について詳しくはこちら。

クラミジア

淋病

マイコプラズマ、ウレアプラズマ

ヘルペス

要点は:

  1. 性感染症で不妊になるのは女性だけではない
  2. コンドームを使う
  3. のどにも性病はうつり、のどのなかで繁殖する
  4. オーラルセックスで性病はうつる
  5. 初めてのエッチの前に二人でのどと性器の検査をする(親が費用を負担してあげればいい)
  6. 一緒に検査した相手としかエッチはしない
HIV、梅毒、肝炎など

HIVや梅毒はもはや死に至る病気ではなくなっています。しっかりと治療をすれば寿命を全うできる病気です。

ただ、その治療費が高額であること、さらに母子感染があったりと安心できる病気ではありません。梅毒は特にここ数年で急激に増えています。安心せずに感染予防をすることがとても大事です。

各性病について詳しくはこちら。

HIV/エイズ

梅毒

肝炎

要点は:

  1. HIVや梅毒は体の小さな傷から感染する
  2. セックスによる摩擦はその傷をつくるだけの強さがある
  3. コンドームを使い粘液や血液の接触を避ける
  4. 初期症状をよく知り、もしもの時はなるべく早く治療を始める

 

ティーネイジャーのエッチ事情と親からの性教育のまとめ

自分の子供にセックスについて話すこと、話すタイミングなど、親にとってとても難しい課題ですよね。でも、子供たちを性の悩みや不安から一番に救ってあげられるのも親なんです。そして、親として一番してあげたいことは、そういう怖い病気や難しい決断を回避させてあげることなのです。

そのために大事なのは、まず親が正しい知識を持っていること。自信を持って性の話をできるということです。親が「私もよくわかんないから、、、」と逃げてはいけません。

私たちがついています。性教育についてのアドバイスや不安、なんでも相談してください。無料電話相談は子供達の性教育に向き合うパパママたちのためにもあるのですよ。

まず親が一生懸命勉強し、理解して子供に伝えてあげてください。そして、もし困ったことがあった時には子供があなたにまず相談できる相手でいてあげてください。

「なんでそんなことしたの!!!」はグッとこらえて、「そっか、一人で悩んで怖かったね、一緒に病院に行こう。」と言ってあげてください。病院に行くのも怖かったら、郵送検査でまず検査してみるという方法もあることを、親のあなたが知っていてください。

そして、親にどうしても言えないのであれば、不安な時はアイラボで話を聞いてもらってね、と、他人に相談できるオプションも伝えてあげられたらいいですね。こどもが行く場所を、悩みを一人で抱え込まずにいられる場所を、しっかりと作っておいてあげましょう。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで
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