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彼女のおりもので俺がかぶれる!

 

彼女のおりもので俺がかぶれる!

腟カンジダ症。女性はおりものやかゆみ、おりものによるかぶれなど、本当に不快なものですよね。そのカンジダによるおりものが男性にまで影響を及ぼしているとは、さすがの私たち細胞検査士もあまり考えたことがありませんでした。

不快な女性の膣カンジダによって、男性はどのような訴えをしているのでしょうか。

 

おりものによってかぶれてしまう男性

男性の悩み

彼女はおりもので悩んでいて、彼女と性行為すると、男性器がかぶれてしまうとのことでした。その男性が彼女のおりものに対して反応してしまうのか、他の何かに対しての反応なのかはよくわからないとのことでした。

とにかくかぶれてしまいかゆい男性のとった行動は、、、

 

男性のとった行動

男性は彼女に穏やかに状況を説明し、産婦人科を受診してもらうことにしました。彼女も婦人科に行くのは恥ずかしいけれど、おりものは辛いし、彼氏にまでお願いされてしまったので、勇気を振り絞っての受診。

検査の結果は膣カンジダ。ところが、主治医の先生がカンジダは治療する必要がないっていう方針らしく、何もする必要はないと言われたらしいです。彼女は主治医の先生を信じて帰宅。その旨を彼氏に報告しました。

 

男性の悩みは解決されずアイラボに

受診した結果を聞いた男性も、「治療するものではないのなら仕方ない」と一度は諦めました。でも、男性としては彼女のことが好きだし、性行為もしたいけど、彼女のおりものは改善していないし、自分がかぶれるのはつらいからどうしたらいいですか真剣に悩み始めるようになったようです。

 

膣カンジダの診断がついたら治療はできる

彼女思いだけど自分がかぶれてしまうのも辛くなってきてしまった彼氏のどうしたらいいのか、という切実な悩みにアイラボの相談員は

「彼女に他の病院に行ってもらって治療してはいかがですか、薬で治りますよ」と答えたところ、

「ええ!治療が可能なんですか???」と予想外に驚かれました。

その男性は、産婦人科の先生が何もする必要がないと言ったことから、カンジダは彼女の体質で治すことはできないと思っていたそうです。

医師の方針というだけで、他の選択肢を与えられもせず、本人は心底悩む・・・。結構よくある光景ですが、気の毒になるほど、その男性に感謝されました。

 

自分でも検査して治せる膣カンジダ

膣カンジダは、産婦人科でしっかりと治療してもらえば、完治する病気です。最近では、自分で治せる膣カンジダをキャッチコピーにした検査キットと膣錠のテレビコマーシャルも良く見かけるようになりましたよね。

治療をすれば、おりものやかゆみからの不快からも解放されて、「もっと早く受信すればよかった!」と思う女性はとても多いようです。

アイラボでもカンジダの検査はできます。自宅から始める、アイラボの簡単郵送検査をぜひご利用ください。オススメのキットは一番下に載せてあります。

理由はシンプル。患者さんの「カンジダかも」と思う症状は、実はこの全てのSTDと子宮頸がんの症状でもあるからです。おりものが増えたり、かゆみやかぶれがあったり、軽度の出血、異臭などすべて淋病クラミジアトリコモナス細菌性膣症膣炎、そして子宮頸がんの症状でもあるのです。

そのため、カンジダだけ調べるのでは他にもっと重大な病気を見逃してしまってる可能性もあるのです。それなので、カンジダかな?と思ったら一通りのSTDと子宮頸がんの検査しておかないと、他の感染もある可能性だって十分あるのです。

症状の乏しいクラミジアにも感染していたら?知らない間に不妊症になってしまうかもしれません。もし子宮頸がんだったら?最近は若い人たちの中で進行の早い子宮頸がんがとても増えていますよ。

おりものはこれら全ての可能性を持った子宮からのSOSです。これを機に一通りの検査をして自分の状態をチェックすることはとても大切です。

 

完治確認検査って知ってる?

どの感染症においても、完治確認検査はとても大切です。カンジダの治療をした後に病院でも必ずちゃんと治っているかの確認をします。「もうお薬もしたし、治っているはず!また病院に行くのめんどくさいし、確認検査はいいや。」と検査せずに終わらせてしまうと、再発、ということにもなりかねません。

面倒でも、恥ずかしくても、しっかりと完治確認検査は受けましょう。

 

彼女のおりものでかぶれてしまう男性のお話のまとめ

今回の、彼女のおりものでかぶれてしまう男性の切実な悩み、いかがだたったでしょうか?女性のおりものによって、男性もかぶれてしまったり、痒くなったりするんですね。私たちもびっくりです。

そして、彼女にその旨をしっかりと伝えて産婦人科受診をしっかりと勧めた男性の勇気、そして恥ずかしいし、怖い産婦人科に受診した彼女の勇気、私は二人ともとても頑張ったと思います。そして、それはお互いを大切に想う気持ちそのものなのではないかな、と思います。

カンジダは治療しない、という方針の医師に偶然にも当たってしまったことは本当に残念でした。でも、そのモヤモヤを諦めずにアイラボの無料電話相談を見つけて相談してきてくれて、本当によかったと思います。

今頃、彼女も治療が終わり、おりものも落ち着いていたらいいな。そして、彼氏もかぶれることなく、二人の愛を深めていけていることを心から望んでいます。

このように、お互いを想うからこそ勇気を出した行動、本当に素敵だと思います。お二人は、今後何かまた壁にあたってしまったとしても、きっと二人で話し合い、相談して解決していけることでしょう。

そして、おりものは体からのSOSであること、膣カンジダは治療できるということ。私達にとっては当たり前すぎることでも、一般の人にとっては大切な情報なのだと実感した一件でした。どんな小さなことでも発信していくことが重要なんですね

これからも、アイラボの検査士ダイアリーが皆さんの正しい知識の源になることができたらな、と思います。応援、よろしくお願いします!

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

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