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性病は郵送検査キットで気軽にエチケット検査

検査士ダイアリー 郵送検査キットでエチケット検査

新しいパートナーとより親しい仲になる前に、もしくは風俗を利用する前に、エチケット検査していますか?まずは自分に性感染症がないことを確認していますか?

性感染症(性病、STDやSTIとも言います)は症状がほとんどなく、あっても軽度でどれもよく似ていてわかりにくいので気が付かない間に感染している場合があります。そして、知らない間に大切なパートナーにうつしたりうつされたりを繰り返してしまいます。

後になってから犯人探しをして悲しい思いをするよりも、最初から「私たち二人の間には性感染症はありません」とちゃんとわかっていたら、お付き合いを深めていく不安も一つ減りますよね。

 

エチケット検査ですべき性病検査項目

全ての性感染症を検査することが理想ですが、最低でもクラミジア淋病、そして子宮頸がんや咽頭がんの原因にもなってしまう可能性のあるハイリスクHPVの検査をしておくことをお勧めします。

検査は性器だけでなくのども忘れずに!

クラミジア

感染経路としては尿道口や膣の入り口にクラミジアが付着することですので、コンドームなしのセックスは勿論のこと、フェラチオやクンニ、スマタという行為も感染の危険性があります。

感染を予防するためには、それら行為の前からコンドームやクンニシートを正しく装着することですが重要です。

クラミジアは感染した細胞の中で3日かけて増え、その後大量のクラミジアが尿道や子宮頸管内に放出され感染が拡大します。従って、症状が出始めるのは一般に1週間から10日程かかります。

検査の時期は症状がある時はその時点でよいのですが、症状がない場合は行為があってから1週間経ってからがよいでしょう。

分泌物(うみ)を確認する際はできれば朝、排尿前に尿道に溜まった分泌物をとって調べるのが望ましいでしょう。

クラミジアは放置してしまうと卵管や精巣に炎症を起こし、男性女性共に不妊症になってしまう危険があるのでなるべく早く治療が必要です。

 

淋病

主に男性の尿道炎、女性の子宮頸管炎を起こしますが、最近ではオーラルセックスによるのどへの感染も多く見られています。

女性に感染した場合、早産や流産、不妊症の原因にもなることがあります。

男性の症状は半数において排尿痛や尿道から膿みがでるなどはっきりしていますが、女性やのどの感染は自覚症状がとても少ないため、オーラルセックスや風俗の利用を通して、知らないうちに広まっていることが多い病気です。

症状が出始めるのは一般に数日から1週間程度かかります。症状がある場合は直ぐに病院に行きましょう。症状がない場合はクラミジア同様、行為があってから1週間経ってからがよいでしょう。

淋病は薬剤耐性菌が増えてきているので、早期発見、早期治療で短期間で治すことが完治のポイントです。なるべく早く見つけて治療を始めましょう。そして、お薬の後は完全に完治したことを確認しましょう。

実は淋菌に感染した人の20~30%はクラミジアにも感染しています。治療が異なるのでクラミジアの検査も一緒にしましょう。

*(参照:日本性感染症学会 性感染症 診断・治療ガイドライン2016)

 

ハイリスクHPV

HPVはHuman Papilloma Virus (ヒューマンパピローマウイルス)というウイルスでその型は100種類以上あることがわかっています。

全てのHPVの型ががんを起こすのではなく、人体に害を及ぼさずに人間の免疫力で排除されて危険がないものがほとんどです。おそよ90%の人は、一生のうちに一度は何かしらのHPVに感染しているとまで言われています。そして感染した人の約90%は免疫力により知らない間にHPVを排除しています。

しかし、ハイリスク型のHPVが人間の体に及ぼす影響は少し違ってきます。

16型や18型といったハイリスク型のHPVは、人間の免疫力によって排除されにくく、よって持続感染(じぞくかんせん:ウイルスが長く居座り感染し続けていること)をしやすくなり、正常の細胞ががん細胞へと変化をはじめてしまいます。

HPV=子宮頸がんというイメージがありますが、今や子宮頸がんだけでなく、咽頭がんや陰茎がんの原因の一つであることもわかってきています。

 

その他の性感染症

できれば以下の性感染症についても確認しておくとさらに良いですね。

HIV
梅毒
マイコプラズマ・ウレアプラズマ

 

頻繁な性病検査は郵送検査キットを利用して気軽に簡単に

エチケット検査のコンセプトはわかるけど、そんなに頻繁に病院に行って検査をするのはめんどくさい、恥ずかしい、そんな時間はない。それに、症状があっていくわけではないから保険も使えないかもしれない。

そんな時は、郵送検査キットを利用してみてください。

アイラボの郵送検査キットは自宅で自分で(もしくは落ち着いた場所であればどこでも)検査材料を採取することができるので、誰にも知られずに、自分のペースで受けることができます。

アイラボの自宅から始める簡単検査キットは、無料相談がついていますので購入前から相談することができます。どんな検査を受けるべきか、なかなか自分で判断するのは難しいと思います。

そんな時はアイラボの無料電話相談をご利用ください。3名の日本性感染症学会認定相談員があなたの状況をお伺いし、適切な検査キットをおすすめさせていただきます。もちろん匿名ですし、購入をしなくても相談をしていただいて大丈夫です。

詳しくは、無料相談窓口をご覧ください。

相談の後、検査を受けてみようと思ったときにはネットから簡単に注文でます。自宅に送られてくるのが困るのであれば職場や郵便局受け取りも可能です。検査の流れはこのページで詳しく説明しています。

検査キットは簡単に検査材料が採取できるものが全て揃っているので、自分で用意するものは何もありません。説明に従って検査材料を採取したら、同封されている返信用封筒に入れてポストに入れるだけです。

「どうやって検査キットで検査材料を採取するのかな?」と不安ですか?採取方法を一度見てみてくださいね。

 

性病は郵送検査キットで気軽にエチケット検査のまとめ

見た目も感じ的にも何の症状もないから、性感染症の心配をするなんてなかなか普段考えないことだし、優先的にしていることではないかと思います。

でも、性感染症やHPV感染は症状がほとんどないこと、そして、放置してしまうと不妊やがんになってしまう可能性があるだけではなく、せっかく出会った素敵な関係を壊してしまう原因にもなってしまう可能性があることを、ここで伝えられたらなと思っています。

今だけではなく、自分も相手もの将来もしっかりと考えて、今責任ある行動をしましょう。

パートナーだけでなく、風俗の利用も同じです。相手の将来もしっかりと大事にして、自分が相手を傷つけてしまうことがないように、エチケット検査を当たり前の習慣にしていって欲しいなと思います。

二人の間に性感染症がないことがわかれば、コンドームをしてフェラチオなど、それはそれで抵抗のある行為もしなくて自然でいられますものね。

おすすめの検査キット

こちらの記事を読んで気になった方へのおすすめ検査キットはこちらです。
自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで
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