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僕が〇〇〇(例えばクラミジア)にかかった確率は何%ですか?

 アイラボの電話相談を担当していると、よく相談者の方から「僕が〇〇〇(例えばクラミジア)にかかった確率は何%ですか?」と聞かれます。

 

具体的なパーセンテージでお答えすることはできません。

それは、感染の確率は、ご相談者自身の免疫力、入ってきた細菌やウイルスの量、性行為の程度等が関係してくるためです。相手が感染していても、ご相談者に感染するとは限らないのです。これは風邪をひいている人と同じ部屋にいても、うつる人とうつらない人がいるのと同じです。

 

アイラボの無料相談でアドバイスできること

ただ、ご相談内容から、どういう性感染症の感染が疑われて、それにはどういう検査をすればいいかということはアドバイスできます(もちろん、全く心配ないですとお答えすることもよくあります)。

 

素人判断せず、ご相談されることをお勧めします。

多くのご相談者の方はSTD(性感染症)に関しては素人ですから、例えば淋菌(淋病)が心配なら淋菌だけ、SEXをしたなら性器だけを心配されますが、専門家の私達がお話をお聞きすると、その場合は「淋菌」よりむしろ「マイコプラズマ・ウレアプラズマ」を、「性器」よりむしろ「喉」を調べた方がいいということが往々にしてあります。

 

自分が性感染症にかかってしまったかも?!と思った時、一番心配なのは何ですか?

多くの方はエイズではないでしょうか。

この理由は、エイズがとても有名で、みんなが知っているからです。学校教育(保健体育など)やテレビ・新聞等でも、目や耳にする名前です。そして、一昔前は死の病として恐れられていました(今はお薬でコントロールできるので、寿命を全うできます)。

けれども、実際に私達が感染する機会の多い性感染症は、「淋菌(淋病)」「クラミジア」、そして今、増えてきている「マイコプラズマ・ウレアプラズマ」です。エイズより、これらの性感染症に遭遇する確率の方がはるかに高いです。でも、これらの性感染症をご存じない方が多いので、性感染症が心配になったら、すぐ思い浮かぶ「エイズだったらどうしよう」となってしまうわけです。

いずれにしろ、感染しているか否かをはっきりさせ、もし、感染していたら早期発見早期治療が大切です。怖がらずに検査してください。本当に怖いのは、何もせず放置してしまうことなのですから。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

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