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イギリスの中学生が性感染症やHPV感染がわかるコンドームを提案

 

安全なセックスを呼びかけるイギリスの中学生3人が、性感染症などの感染があると色が変わるコンドームのコンセプトを提案

クラミジアは緑に、淋病は青、ヘルペスは黄色、そしてHPVは紫にと、感染がある場合は抗原抗体反応を利用して色が変わるコンドームです。

私が一番感心したのは、13〜14歳の中学生が、このコンドームの対象にHPVを含んでいることです。

現在日本の中学生は、避妊や中絶という言葉すら学ぶことを許されていない中、HPVが子宮頸がんや咽頭がんの原因になり得ることを知っているのでしょうか?

大人の男性でも、まだまだその辺の知識は甘いかと思います。展示会に参加しても、子宮頸がん、と聞いただけで、「俺には関係ない話だ!」と、お怒りになるおじさまがたがいらしたくらいですからね(^_^;)

イギリスの性教育はどんな感じなのでしょうね。13歳がHPVやその他の性感染症について、コンドームを開発できて、賞も取れてしまうことなんか、残念ながら日本ではあり得ないでしょうね。

実用性やコスパなど、色々と問題はあるけれど、とっても簡単に性感染症について常に意識を持てるこのコンドームはいいと思うな。

ワシントンポストやTIMEでも、どちらが感染しているのか、とか、複数の感染があったら、という問題提起はあったけど、でも、色が変わったら二人ともすぐに病院に行くきっかけになる、それだけで十分なんじゃないかなと思います。

性感染症は女性には特に症状が乏しく、不妊症になるまで性感染症があることに気がつかないことも多々あります。

また、ハイリスク型のHPVを持続感染することによって、子宮頸がんになる可能性が高いことももうわかっている時代。

この色が変わるコンドームのように、常に性感染症(性病)やHPV感染、子宮頸がんに意識を持てる物があったらいいですね。

そして、日本も早くこんな中高生を認め、承認してあげる大人たちに守られた国になってほしいですね。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

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