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ペニスから分泌物が!これ大丈夫?

検査士ダイアリー ペニスから分泌物が!これ大丈夫?

 

尿道から分泌物が出てくるというのは正常な状態ではありません。何かしらの雑菌や性感染症(性病)の感染がとても心配になる症状ですね。分泌物は、強い炎症が尿道、もしくは尿道の奥で起きている証拠です。

尿道は常に尿が一方通行で流れている、そして女性より尿道が長く雑菌が入りにくいことから、女性の膣からのおりものと違って、正常の状態である「自浄作用」ということで分泌物が出ることはありません。

分泌物と言ってもいろいろとあります。

白く濁っているような分泌物だったり、黄色がかった膿のような分泌物だったりします。そして、ヒリヒリしたり、ちょっと痛かったり、激痛だったりと、何かしらの違和感が伴うことも多いです。

 

分泌物の色の違い

雑菌による尿道炎、性病(性感染症)による尿道炎はすべて症状がとてもよく似ています。それなので、分泌物を肉眼で見ただけでは診断はできません。

炎症性の反応として、白っぽい分泌物が見られます。つまり、雑菌でも性感染症の病原菌でも、炎症が起きることによって白っぽい分泌物は見られます。

ただ、一般的にはその白い分泌物の状態を通り越して、膿みのように強い症状の分泌物のときは淋病やクラミジアの可能性が高くなってきます。

淋病は男性の性感染症で最も症状が強く、黄白色から白色の膿みのような分泌物とともに尿道炎による激しい排尿痛を訴えます。

感染してから数日から1週間以内に激しい排尿時の痛みを感じ、尿道から膿(うみ)が出てくるのが淋病の特徴です。

淋病を放置しておくと、精巣上体炎を起こし、陰嚢が大きく腫れて痛みを伴い、時には歩行困難になることもあります。

クラミジアの場合は淋菌による尿道炎ほど排尿痛はひどくなりませんが、ペニスを根元から亀頭に向けてしごくとネバネバした膿みがでてくることもあります。

感染後1週間が経ったころから尿道の違和感や軽い痛み、かゆみなどの不快感を訴えるようになります。

しかし、淋病に比べクラミジアは症状が軽いので、放置してしまい、パートナーに感染させてしまう可能性も高い性感染症です。そして、淋病やクラミジアは不妊症の原因にもなり得ます。

 

尿道からの分泌物を放置したらどうなる?

淋病もクラミジアも、放置しておくとやがてその病原体は男性の体の中でも広がっていきます。病原体が精巣まで到達してしまうと炎症をおこし、激しい痛みを起こすほか、男性不妊になることもあります。

性感染症による不妊症は、女性だけでの問題ではありません。

 

尿道から分泌物が出たらどうすればいいの?

尿道から分泌物がでる事は正常な状態ではありません。「症状がある」状態ですので、すぐに泌尿器科、もしくはかかりつけ医に受診しましょう

症状がある状態なので、検査もほとんどの検査が保険適用できるはずです。

そして、せっかく病院に行くので、しっかりとその症状に繋がりそうなすべての行為、不安を医師に告げて不安を取り除きましょう。

 

病院に行く前に準備すること、それは不安の整理

オーラルセックスもしましたか?のどの性感染症は大丈夫?自分のした行為を全て振り返り、しっかりと整理してから病院に行くことで、不安を早く取り除くことができます。

とてもよくあるのが、「病院に行ってとりあえず検査をしたけど、大丈夫ですと言われました。」というコメント。でもまだ症状があるから、まだ心配だから、アイラボの性病無料電話相談に相談してくるのですよね。ではなぜまだ心配なのでしょう。

 

とりあえず検査をした

なんの検査をしましたか?私たちが一番に聞くことです。

「え、わかりません。先生がとりあえず検査しましょうと言ったのでその検査をしました。」と言うお返事が多く聞こえてきます。

患者として「これからなんの検査をするのですか?それはなんのための検査ですか?」とちゃんと質問していいのです。

せっかく勇気を出して病院に行って、診察台にのぼって検査をするからには、何を調べるための検査をするのか、ちゃんと聞くようにしましょう。

そうすると、「自分はクラミジアと淋病は大丈夫。でも、マイコプラズマはまだ検査してないからわからない。」など、大丈夫なこととまだ心配なことがはっきり見えてきます

 

結果は大丈夫と言われた

これはとりあえず何かの検査をした、と言うことの続きになります。とりあえず何かの検査をして大丈夫だった、これでは、何がどう大丈夫だったのかわかりませんよね。

だから、まだ症状があるから、もしかしたらこれかも、あれかも、と、せっかく検査を受けたにも関わらず不安が取り除かれないのです。

それなので、大丈夫なこととまだ心配なことをはっきりさせていくことが安心へつながる大事なステップなのです。

 

それでも病院に行くのは恥ずかしい、怖い、、、まずは落ち着いて自宅で検査

今は新型コロナが爆発的に感染拡大し、まだ不安な時期が続いています。病院に行くのが怖いと思われる方も多いでしょう。もしくは、泌尿器科に行って医師に相談するのが恥ずかしい方もいらっしゃることでしょう。

それでもその尿道の分泌物が不安になったら、まず病院に行く前に検査をしてみましょう。

アイラボの検査キットは簡単に自宅でできます。

結果を見た上で、やはり感染がある、治療が必要なようであるということがわかれば、病院に行く必要性がはっきりと見えてくるでしょう。

主治医の先生、もしくは最寄りの泌尿器科に電話で問い合わせをして指示を仰ぎましょう。

病院にいきなり行くのが不安な方、忙しくてそんな時間が取れない方は、まずは、アイラボの自宅から始める簡単自己検査でその分泌物の原因がSTDかどうなのか、はっきりさせてみましょう。

どの検査を受けたらいいのか迷ったら、お気軽に無料電話相談にてご相談くださいね。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで
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