前回のセルフケアシリーズゆるリンパマッサージ、お試しいただけましたでしょうか?
今日は、私の膣活、膣内フローラ活史上すごく効果的だと思えるもう一つのセルフケアをご紹介したいと思います。
そう、それは麹との出会い。
目次
麹を使い始めてからの膣の健康度の変化
早速ですが、まずは麹を使うようになってからの体の変化を先にお伝えしたいです。
いちばんの変化はおりものが劇的に改善したこと。
実は私、みなさんにデリケートゾーンやおりもののことをたくさん発信しているのもそもそも自分が悩んでいるから。エンドレスなこの戦い、辛いから。
もともとアトピーもあって肌が弱く、至る所が痒いんだけど、デリケートゾーンの不快感は本当に辛かった。どれだけ検査しても何の感染症もないから治療もできない。でも、おりものがとにかく多いから常に湿っていて痒い。かなり惨めでした。
特に出産後数年経ってからは、それはもう酷かった。いろんな乳酸菌のサプリを飲んだりしてみたけど効果があるのかないのかよくわからない。もう諦めるしかないと。
でも、麹に出会ってしばらくして変化が!急におりものの質が変わってきたのです。あれ?なんか最近「下着を変えたい!!!」という衝動に駆られていないな、と気がつき始めてからあれよあれよという間にほとんど気にならない状態に。
今でも生理のサイクルで不快な時期はあるけど、本当に嘘みたいに楽になりました。
それに最近ゆるリンパマッサージを追加したことにより、むくみも解消してさらにすっきりとしています。
麹セルフケアで膣内フローラの改善
なんでこんなふうに改善したのか、考えられるのは膣内フローラの改善しかありません。膣内フローラも腸内フローラと同じで乳酸菌などの善玉菌が増えることによってより健康な状態になります。
麹を積極的に取るようになって、お通じももともと悪くない方だけどさらに改善を実感しています。私の体には乳酸菌サプリよりもこの、麹の善玉菌がどうやら合っていたようです。
善玉菌が増えたから、膣の中の環境が良くなって悪玉菌が減り、膣の自浄作用が落ち着いたのだとしか考えられない。本当にびっくりの効果でした。もうこれはやめられない。
これからもコツコツと、麹を作って麹を麹を食べるセルフケアを続けていこうと思います。
麹豆知識
麹は生き物なので、知っておくと良い豆知識があります。それぞれについてもこれからゆっくりこのブログで紹介していくので、楽しみにしていてくださいね。
麹は熱に弱い。
でも、お肉に漬け込むなどして調理して死んでしまった麹も、体の中にいる善玉菌が喜ぶ餌になるから火を通しても全然OK!非加熱の麹をサラダなどで取り入れながら加熱した麹料理を食べると最高!
麹菌は善玉菌。
納豆菌は日和見菌。日和見菌とは周りにいる菌に合わせてしまう何でも屋さん。だから、お腹の中が善玉菌がいっぱいだと善玉菌になるし、悪玉菌がいっぱいだとなんと悪玉菌になってしまうのです。だから、納豆は善玉菌と一緒に食べるのが効果的。
麹はお肉を柔らかくジューシーに。
麹菌はタンパク質を分解する酵素を持っています。お肉を漬け込むとその酵素によってタンパク質が分解されるのでお肉が柔らかくジューシーになるのです。特にトンテキの下ごしらえに使うと、脂身部分が嘘のようにとろけて美味しくなります。唐揚げの下ごしらえに使っても本当に美味しくジューシーに!お肉の臭みも取れます。
麹で腸と腟のセルフケア あとがき
私もともと市販の塩麹が苦手だったのであまり手を出していなかったのですが、Twitterで仲良くしてくれているグループのみなさんが塩麹にはまっていたので、私も便乗して自分で塩麹を作ることからチャレンジしてみたのがきっかけ。(#ゆるボディケア)
恐る恐る仕込んだ塩麹。最初はなかなか発酵しなくてドキドキしていたけど、みんなに助けてもらいながらなんとか完成。
そして初めての塩麹はシンプルに鶏胸肉を漬け込んで、胡椒とタメリックで味付けをして焼いてみたらびっくり。市販の塩麹の(私の苦手な)独特の発酵臭もなく、とにかく胸肉なのにしっとりジューシー、柔らかくて信じられない美味しさ!
それ以来すっかり塩麹にハマってしまった私はもう塩麹なしにはいられない人間になってしまいました(笑)今では塩麹だけでは物足りず、醤油麹や納豆麹も自分で作ってご愛用中です。今日の写真はその仕込んだすぐの様子です。
セルフケアは私個人が自分のために良さそうだなと思うことを選んでやっていることなので、完全に個人的な意見と嗜好です。でも、私にはとても効果があったもの。もしかしたら、これを読んでくれている誰かの役に少しでも立てたら嬉しいなと思い、シェアしています。
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記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。