先日、日本産婦人科学会が配布していた冊子を読んでいて、可愛いな、と思ったことがあったのでシェアしたいと思います。
それは、女性にとって一番憂鬱な生理。毎月毎月くる生理。
出血する1週間だけでなく、その前にある PMS、生理中の頭痛や腰痛、腹痛、かぶれ。そしてやっと生理が終わって、かぶれた皮膚も落ち着いてきたと思ったらもう排卵。またPMSの始まり。。。本当に休む間がなく辛いですよね。
そんな中、ちょっと気持ちが明るくなる言葉が!キラキラ期! 載っていた図がとても可愛くてわかりやすかったので紹介したいと思います。
目次
キラキラ期っていつ?
それは卵胞期。生理が終わって体の不調もやっと取れて、本当にキラキラ期って最高のネーミングだと思います!
エストロゲンの作用もあるから気分も良くて、お肌の調子も良かったり、生理前のむくみも取れて体のラインもスッキリ感じられたり、もういろんなところがキラッキラ✨
でも残念ながら、このキラキラ期、とっても短い期間なのです。1週間あればいいかなぁ。
アンバランス期
この後は排卵期数日、そしてその後はまたこれもとてもふさわしいネーミングの「アンバランス期」。つまりPMSの時期ですね。これは残念なことに10日から2週間くらいあります。
PMSって生理痛ほど知られていませんが、私は個人的には生理痛よりPMSの方が辛いと思います。
PMS:Pre Menstrual Syndrome の頭文字をとったもので、月経前症候群と言います。これはホルモンの影響によるもので、個人差はありますが、胸の張り、頭痛、むくみといった身体的症状だけでなく、精神的な症状に苦しむ女性も少なくありません。
ホルモンにより、コントロールできないイライラ、不安、落ち込み、眠気、気力の低下など、自分でもどうしてそうなっているのかわからず、さらにイライラや不安が強くなってしまうんですよね。なかなか周りの人にも言えないから、あの人またイライラして、生理中じゃないの!とか、ぼーっとしてない!!とか無神経に言われてしまったり、辛いですよね。
私いまPMSなんで、って私結構言えちゃうんですけど、なかなかそうもいかないですよね。
男性にもわかってほしい女性の辛さの一つ。このコントロールできないホルモンに支配される10日間、男性の皆さんも、距離を保って温かく見守ってやって下さい💕理解してあげること、それがいちばんの優しさです。
キラキラ期のまとめ
キラキラ期とアンバランス期、ご理解いただけましたでしょうか?キラキラ期とアンバランス期の日数が逆だったら、女子の心ももう少しキラキラできる日が増えるのに、思うようにはいかないのが人生ですね。
バランスのとれた食事と、適度の運動、十分な睡眠、それから心のバランスを取れる自分なりの居場所をしっかり作って、安定したホルモンバランスになる環境を整えてあげれば、少しは楽に過ごせるのかも。私はPMS中はひたすら歩きます。ヨガの先生によると、歩くということは体が自然とバランスを取っているから、心のバランスも自然ととれてくると。イライラしたら、とりあえず歩き出す、意外と落ち着けます。
キックボクシングなど激しい運動でイライラを発散させたり、ゆっくりお風呂に浸かったり、エステに行ったり、みんなそれぞれの心のバランスの取り方はあると思います。
自分にあったものを見つけて、少しでも魔のホルモンに支配されずにキラキラして毎日頑張りましょうね。
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記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。