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HPVの型判定検査

HPVの型判定検査 とはどういうことですか?というご質問をいただきました。

HPV型判定検査とは、HPV感染があるかどうかを調べるだけでなく、何型のHPVに感染しているかということを調べる検査のことを言います。

なぜ型の判定検査が必要なのでしょうか?

検査士ダイアリー HPVの型別判定検査

HPVの型について

HPVとはHuman Papilloma Virusのことで、子宮頸がんの主因になるウイルスとして知られています。一言にHPVと言っても、実は150種類以上の遺伝子型があることがわかっています。

ほとんどの型は人体に影響を及ぼすことがありません。人体に及ぼすHPVの型に感染しても必ずがんになるということはなく、ほとんどは体の免疫システムによって自然治癒をしていきます。

90%の人は人生で一度は少なくともHPVに感染していると言われています。そのうち、90%くらいの人は感染しているの気がつかないまま、自然治癒していきます。

自然治癒しないものがイボや異形成、そしてがんになっていきます。

コンジローマ型のHPV(イボになる可能性があるHPV):6, 11型
ハイリスク型のHPV(がんになる可能性があるHPV):16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59, 68型

 

HPVの型判定検査をする意味

HPV感染そのものは必ずがんになるということではありません。しかし、同じ型のハイリスク型のHPVに持続感染をしていることで、異形成やがんになる可能性が高くなってきます。

HPVグループ検査で型判定をしない場合、ハイリスク型のHPV13種のどれかに感染はしてるのがわかるものの、どの型に感染しているかがわかりません。

HPV感染があったのでしばらく待って検査したら、まだ陽性だった。

この型別がわからない検査の場合、ハイリスク型のHPV13種類の感染があるとはいえ、前回陽性となったウイルスの持続感染なのか、前回とは違うハイリスク型の新規感染なのか、前回陽性となったウイルスの持続感染に加え新しい感染があるのかわからなくなってしまいます。

HPVの型判別の検査を受ける目的はここにあります。

HPVのどの型に感染しているのかを把握することで、持続感染をしているのか、新規の感染があるのかを知ることができます。

同じハイリスク型のHPVの持続感染が確認された場合は、特にしっかりと経過観察をすることが大切です。

 

HPVの型判定検査とグループ検査の検査方法の違い

HPVの型判定検査とグループ検査の検査方法の違いは検査所内での処理の仕方、判定の仕方に違いはありますが、採取方法はどちらも同じになります。

子宮頸部から擦って採取した細胞でHPVの型判定検査もできます。

 

HPVの型判定検査、いつするべき?

HPVの型判定検査は、ハイリスク型のHPVの感染があるとわかってからでも遅くはありません。一般的なHPV検査(HPVグループ検査)は型判定はしません。その分、検査費用も型判定検査に比べてコストが低かったり、企業健診や自治体の健診で無料で受けられることもあります。

まずは定期的な子宮頸がん検査として細胞診検査と一緒にHPVグループ検査を受けましょう。そして、もしもハイリスク型のHPV感染があるとなった場合には、型判定検査を受け、ハイリスク型のHPVの何型に感染しているのかを確認すると良いでしょう。

ちなみに、アイラボでは型判定検査をタイピング検査と呼んでいます。病院などでもHPVタイピング検査と耳にしたら、あ、HPVの型判定検査のことだな、と思って大丈夫です。

アイラボではHPVの検査を各種揃えております。子宮頸がん細胞診検査とHPV(グループ)検査を一度にできる最新の子宮頸がん検査が一番のおすすめです。

子宮頸がん細胞診検査とハイリスク型のHPVタイピング検査(型判定検査)ができるキット、おりものの検査も一緒にできる検査キット等も取り揃えています。

どの検査を受けたいいのかわからない、そんな時は是非アイラボの電話無料相談をご利用ください。

おすすめの検査キット

こちらの記事を読んで気になった方へのおすすめ検査キットはこちらです。
自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。

記事監修

尾野 緑

尾野 緑
保健学博士、臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

杏林大学にて臨床検査技師、細胞検査士の資格を取得後、さらに細胞検査学を学ぶために大学院修士・博士を取得。
その後アイ・ラボの検査技師となり、日本性感染症学会認定相談士の資格を活かし専門家として皆様をサポートしています。

一人で悩まず、まずはアイ・ラボに電話で相談!お電話は042-652-0750まで
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