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HPV感染は子宮頸がんや膣がん、外陰がんという女性特有がんだけでなく、咽頭がんや陰茎がん、肛門がんなど、男性でもなるがんの原因になるウイルスです。

HPV感染が確認された場合、自分ががんにならないようにしっかりとフォローアップをすることが大切なだけでなく、大好きなパートナーにHPVを感染させないこともとても大切になってきます。

今回はTwitterにて「HPV検査で陽性という結果が出た場合、のどにもHPV感染があると考えて良いのか?」という質問をじるばさん(@jiruba13)からいただき、140文字という制限の中ではとても説明しきれないので、こちらのブログで紹介させていただくことにしました。

 

HPV感染、性器に感染があったら咽頭にも感染しているの?

簡単にYES・NOで答えられないこの質問、とても鋭いご質問です。

HPV感染は基本的に粘膜の接触により感染します。セックスにより性器にHPV感染したら、ウイルスが身体中をめぐって咽頭にがんを起こすのではなく、咽頭への感染は直接咽頭にHPVが接触する必要があります

つまり、オーラルセックスをしたかどうか、が「咽頭にも感染しているの?」の答えになります。

今回はパートナーの女性がHPV感染していて、その女性とセックスをすることで男性がHPV感染をしてしまう場合、というシナリオで説明します。でも、これは男女逆でも同性でも同じ仕組みです。要するにパートナーのHPV感染部位と自分のどことどこが接触したか、もしくは自分のHPV感染部位とパートナーのどこが接触したのか、ということが鍵なのです。

 

HPV感染 咽頭

性器の接触のみ(挿入)のいわゆる”セックス”でのHPV感染

セックスでは性器同士の接触になります。もし相手の女性性器にHPV感染がある場合、挿入行為により男性の陰茎付近にHPVが感染する可能性があります。咽頭は触れていないので感染の可能性は低いです。

 

口で相手の性器に接触する”オーラルセックス”でのHPV感染

オーラルセックスのみの場合、もし相手の女性性器にHPV感染がある場合、クンニをすることによって咽頭に感染する可能性があります。男性の性器は触れていないので感染の可能性は低いです。

 

いわゆるセックスもオーラルセックスもの”全部セックス”でのHPV感染

全部セックスの場合は性器も咽頭もパートナーの感染部位に接触するので、男性の性器も咽頭も両方ともHPV感染の可能性があります。

 

HPV感染によって起こるがん(HPV関連がん)

HPV感染は肌が粘膜に切り替わる、弱い組織の始まりに感染しやすいことがわかっています。それはHPVが好む細胞であるのと、セックスなどの刺激によって弱い粘膜組織に傷がつきやすく、HPVのウイルスが組織内に入りやすいからです。

 

子宮頸がん、膣がん

子宮の入り口(子宮頸部)や膣の中にできるがんで、ペニスの挿入によって粘膜が傷つきHPVが組織の中に入り込んでしまいます。

 

外陰がん

子宮頸がんや膣がんと同様ですが、外陰は外側なのですまたなどの行為やコンドームでカバーされていない部分からの感染する可能性もあります。

 

肛門がん

外陰がんと同じくすまたなどの行為やアナルセックスで肛門の内側の粘膜に傷がつきHPV感染する可能性があります。

 

陰茎がん

挿入やすまた、オーラルセックスなどいろいろな場合に感染する可能性がありますが、陰茎は粘膜ではなく肌の組織なので発症する可能性は子宮頸部に比べて低くなります。しかし、肌にウイルスを保有している可能性ははあるのでパートナーに感染させる可能性はあります。

 

咽頭がん

オーラルセックスによりHPV感染する可能性があります。特に女性の場合、ペニスを喉の奥にまで入れることによって組織を傷つけたり、咽頭の奥にHPVを運んでしまう可能性があります。

 

その他のがん

基本的には直接接触によって感染しますが、最近の学会発表では鼻腔や涙腺にもHPV感染の関与がある癌が見つかっています。これらの直接性器に接触しない部分になぜ感染するのかはまだ検証段階ですが、セックス中に感染部位が目に触ったり、感染部位に触った手で鼻や目を触ることで感染したのではないかという説もあります。

HPV関連がんとは、その臓器のがんの一部でHPVが検出され、HPVががんに関連していることがわかっていますが、上記の臓器で発生する全てのがんがHPVのみが原因ではありません。

 

性器にHPV感染があると咽頭にも感染があるの?まとめ

お答えは、咽頭にも思い当たる行動(オーラルセックスなど)があるなら、のども感染の可能性があります!その可能性がない場合はとりあえずは咽頭は心配はないでしょう!

ただ、先ほども「その他のがん」で触れたように、ディープキスや目を擦るなどの思いがけない行為で感染している可能性はゼロではないと思うので、心配な場合は病院を受診し、医師に相談しましょう。

それから、『どんな行動をしたか?』という質問に対して今のパートナー、直近の行為を考えがちですが、HPVは発症するまでに数年以上かかります過去のパートナーも含め、よく思い出してみましょうね。

(HPV感染が見つかった場合、過去のパートナーにも伝えるべきかどうかについては、HPV感染、異形成、原因は彼氏?の記事を読んでみてくださいね!)

ちなみにHPVは肌にも存在することができるので、コンドームをしていてもHPV感染は完全には防げないとされています。特に、男性の性器付近に感染がある場合コンドームではカバー仕切れない部分がパートナーの肌に接してしまい、パートナーが女性の場合は外陰部や膣内に、男性では性器付近や肛門付近にもウイルスが入り込んでしまうことがあるからです。

今回は癌の原因になるハイリスクHPVの感染経路、特に咽頭にはどう感染するのか、についてまとめてみました。

これからもがんを起こすハイリスク型のHPVについては、今後もどんどん解明されていくことでしょう。今すでにワクチンで予防できるタイプのハイリスクHPVは7種類*あり、NIHによると80-90%の子宮頸がんはこの7種類が原因だとされています。

HPVワクチンはHPV関連がんの多くから自分の身を、そして大切なパートナーの身を守るひとつの選択肢です。

HPV感染について、その感染経路やがんになる可能性のある部位や行動、感染がある時の対処などいろいろなことをしっかりと理解して、安全なセックスを楽しんでいただけたらと思います。

じるばさん(@jiruba13)、素敵なご質問ありがとうございます。

これからも、じるばさんのようにTwitterでも電話相談でも、お気軽に質問していただけたら嬉しいです。

 

おまけ:アイラボでもHPV検査はできますよ!

女性に人気なのは子宮頸がん+HPVタイピング検査です。子宮頸部の細胞診とハイリスクHPVのどの型に感染しているのかまでわかる検査です。

kit007 子宮頸がん+HPVタイピング検査

おりものが気になっている女性は膣内フローラチェックPLUSがおすすめです。膣内の健康状態を調べるついでにHPVハイリスクの検査ができます。非タイピングなのでどの型に感染があるかまではわかりませんが、ハイリスクグループ13種類のHPV感染があるかどうかがわかります。

kit033 膣内フローラチェックPLUS

男性はいぼがある方はこちらの男のHPVタイピング検査(コンジローマ+ハイリスク)がおすすめです。HPVは重複感染しやすいので、いぼ(コンジローマ型HPV)があるということはハイリスク型のHPV感染もある可能性があります。

kit113 男のHPVタイピング検査(ハイリスク+コンジローマ)

いぼがない方はこちらの男のHPVタイピング検査(ハイリスク)をご利用くださいませ。

kit112 男のHPVタイピング検査(ハイリスク)

 

*ガーダシル9など9種類のHPVの型が入っているワクチンのうち2種類はコンジローマ(いぼ)の原因ウイルスでハイリスクHPVではありません。

気になったらまず検査!

こちらの記事を読んで気になった方へのおすすめ検査キットはこちらです。
自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。