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風俗に行ったことがないから性病は大丈夫。それ、ほんと?

検査士ダイアリー 風俗に行ったことがないから自分は大丈夫

風俗を利用した後に性病の不安に襲われる人は少なくない。アイラボの無料電話相談の多くも、風俗利用後の不安だ。

それでは、風俗に行ったことがない=性病の心配はない、と言っていいのだろうか?

自分は風俗の女性もその他の女性も、性経験がある限り大して変わらないと思っている。確かに、風俗嬢たちは不特定多数の男性と性的行為を日常的にするためその可能性はとても高い。

でも例えば、自分の彼女を考えて欲しい。もし自分の彼女の元カレが風俗に行っていたら?元カレがは風俗に行っていなくても、その元カレの元カノが風俗に行った男性と付き合ったことがあったら?

知らないところで何がどうなっているのかなんてわからない。みんな全ての今までの関係などさらけ出さないから、知らないことはあるのが当たり前と思っておくのが安全だ。

だからこそ、風俗=性病ではなく、自分に今性感染症があるのか、ないのか、に注目するのが一番安全なのではないだろうか。

そして、風俗を利用すのであれば、自分に性感染症がないことを確認してから行くのが正しい行動ではないのだろうか。

不安な行為があったらまず検査をして、感染がないことを確認する。自分は大丈夫という根拠はそれ以外にないと思う。

そして、もし不安な行為があったなら、自分に感染がないことを確認するまでは他の人と性的接触を持たないことが最低限のエチケットであろう。

それはパートナーにも言えることで、新しい次の関係になる前に一緒に検査をしようと自分から言える強さと自信を男性に持って欲しい。自分のことを愛してくれている女性を、そんなことで女性を不安にさせたり、危険な目にさらしてはいけない。

「一緒に検査したいなんて言ったら嫌われてしまうかもしれない」と我慢している女性は、男性が思っている以上に多いことを認識するべきだ。それは、将来不妊や子宮頸がんで辛い思いをするのは女性で、女性はちゃんとその可能性を認識しているからだ。「検査したい」なんて女性に言わせない男性が増えて欲しいと思う。それくらいの安心をあたりまえに与えられる男性が増えて欲しいと思う。

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自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。

記事監修

椎名 義雄

椎名 義雄
医学博士、臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

元杏林大学保健学部教授として細胞検査士の育成に携わり、杏林大学を退職後、アイ・ラボを設立。
日本性感染症学会認定士第一号であり、 その豊富な知識から皆様の「セルフメディケーション=自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」をアイ・ラボの検査キットや電話相談などでサポートしています。

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