何年も気がつかないクラミジア感染は、不妊症や子宮外妊娠などの原因となってしまうこともあります。
『クラミジアに感染していて、何年も気がつかないなんてあり得ないでしょう?』
と思われると思いますが、特に女性にとってはとてもあり得ることなのです。
目次
何年も気がつかないクラミジア感染、なぜ?
クラミジア感染の症状は多くの場合でとても弱く、特に普段から生理の周期によっておりものに変化があるのがあたり前の女性にとってはわかりにくい症状なのです。
クラミジア感染の症状(女性)
さらさらした水っぽいおりものが増える
性交後の軽い出血
性交痛
下腹部の痛み
不正出血
無症状
生理前後やセックスの後におりものが増えたり変化することに慣れている女性は、これくらいの変化ではなかなか「もしかしてクラミジア?」と気がつける変化はありません。
感染が慢性化してひどくなってくると、膣の中や子宮の中の組織に影響が出始めて、出血や痛みが感じられるようになることもあります。
クラミジア感染の症状(男性)
尿道のかゆみ・不快感・違和感・痛み
膿み
微熱
無症状
男性は普段、正常な場合では尿道から膿みや分布つ物が出ることがないので、女性よりは気が付きやすいです。
また、常にデリケートゾーンが痒くて不快な女性に比べ、男性の尿道の痒みや違和感、排尿痛も普段はあまりない感覚なので、少しの変化でも気が付きやすいです。
何年も気がつかないクラミジア感染、いつ気がつく?
男性は比較的症状があらわれるので、感染が続き症状が悪化してくると気がつけます。
女性は先ほども述べたように、気がつかないで何年も経ってしまいます。
とても残念なことに、女性がクラミジア感染に気がつくのは結婚をして、子供を望んだ時に子宮外妊娠や不妊症となり発見されることも稀ではありません。
これは、クラミジアが長期にわたって感染して組織に慢性的な炎症を起こし続けたために、子宮や卵管の組織に影響を与えてしまい、子宮外妊娠や不妊症に気が付かない間に発展してしまうからです。
男性でも稀に全く感染に気が付かず、長期にわたって精巣に炎症を起こし、男性不妊症を起こすこともあります。
また、長期のクラミジア感染が続くと、クラミジアは体の内側に向かってどんどんと広がっていきます。
何年も気がつかないクラミジア感染が精巣や腹腔内で突然急性炎症を引き起こし、激痛を起こすことによって発見される場合もあります。
クラミジア感染、早期発見で完治
クラミジア感染は検査をすることで簡単に見つけられます。そして、しっかりと治療することで完治することができます。
必要なタイミングで検査をする習慣をつけましょう。
クラミジアの検査をすべきタイミング
症状がある
新しいパートナーができた
パートナーと別れた
検査していない相手とセックスをした
結婚や妊活をする
その他、不安に思った時はいつでも
クラミジアの検査
症状がある場合や、かかりつけの医師がいて病院にいつでも行ける方は病院で検査しましょう。症状がない場合、病院だと保険が使えない場合もあるので、保健所の無料検査も良いでしょう。
病院や保健所で予約を取って検査をする時間はない、人にあって検査をするのが恥ずかしい、という方は、是非アイラボ の郵送検査をご利用ください。
性病(性感染症)の症状はクラミジア同様どれもわかりにくく、また症状が似ています。淋病などの、クラミジアではない感染症の場合もあるので、心配な時はセットで検査しておくことをお勧めします。
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何年も気がつかないクラミジア感染、なぜ喉の検査もするの?
オーラルセックスにより、喉の奥にもクラミジアが運ばれ感染します。
のどのクラミジア感染では咽頭炎を起こします。性器よりもさらに症状が乏しく、気がつかないことがとても多いので、オーラルセックスにより感染が広がったり、再感染してしまうことがあります。
そして、喉のクラミジア感染は性器のクラミジア感染より治りにくいと言われています。
せっかく検査をして、性器クラミジア感染の治療をしても、まだ喉に残っていたらまたそこから再感染をしてしまいます。
それなので、オーラルセックスをしたのであれば、喉の感染、完治の確認もとても大切になってきます。
完治確認用の検査キットもアイラボ では取り揃えていますので、是非ご利用くださいね。