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不快なおりもの対策
生理におりものに、女性は本当に不快なことの繰り返しの毎日、毎月ですよね。
生理中はお腹や腰が痛かったり、生理用品でかぶれたり、下着が汚れてしまったり、いろいろなことに気を使いますよね。仕事やお勉強に集中しすぎていてハッとしてしまったり、気をつけていたのに洋服までもが汚れてしまったり、ほんとストレスフル。
生理が終わったかと思ったら、今度はおりもの。心もデリケートゾーンの肌も休まる時がないですよね。
今日はそんな不快から少しでも解放されるように、おりもの対策を考えてみました!
おりもの対策なんてできるの?
おりもののサイクルを知る
気が付いていましたか?おりものにもサイクルがあります。サラサラのおりものだったり、ほとんど何もない時期。多かったりべとついたりする時期。
そういった自分のおりもののサイクルを知ることによってより快適な毎日を過ごせる対策はできるはず!
知るために必要なもの
コットンの肌着
おりものシート
シャワー
それだけです!あとは正しいタイミングで正しい対策をすること。そして、正しい知識を持つことです!
おりもののサイクル別対策
生理後
生理の後はキラキラ期とも言われるほど一時的にホルモンなどの影響も落ち着く時期。生理の後ということもあり、子宮や膣の中は一通り綺麗になっている状態。生理の出血の残りのものさえ終わってしまえば一週間くらいはおりものなどに悩まされることもあまりない時期。
この時期に大事なことは生理の終わりのダラダラとした出血の残り物を早く出そうと膣洗浄をしないこと。
生理5−6日目にもなると、出血自体は止まっているけどまだすっきりと肌着だけという状態にはならないのですよね。でも、膣洗浄をしてしまえば綺麗さっぱり洗い流されてちょっと得した気分になっちゃいますよね。
でも、その膣洗浄、危険です。せっかく生理によって子宮と膣内のものがさっぱり綺麗に排出されてとてもいい環境になっているのに、膣洗浄をしてしまうことによって膣内を綺麗に保つ大切な常在菌まで流されてしまい、雑菌が増え、それを追い出そうと分泌物が増えて、逆におりものが増える原因になってしまうのです。
生理の最後の数日、不快は続くけれどもうひと頑張り、体の自然な洗浄力に身を任せて待ちましょう。そして、生理が終わったら、キラキラ期の間はなるべくコットン100%の肌着で通気性をよくして、かぶれたりしてしまったデリケートゾーンの肌の修復をしましょう。
排卵の時期
排卵の時期になると、女性の体は妊娠しやすくなるために子宮の入り口で雑菌の侵入をガードしていた粘液の栓を排出します。個人差はあるようですが、わかる人にはもうそのままの粘液の塊がしっかり出てくるようです。
粘液の塊なので乾きにくく、ベトベトするようです。それに気が付いたら乾いてくっついてしまう前になるべく早く肌着から拭き取りましょう。肌着も着替えられたら一番いいでしょうね。
一度体の外に出た粘液などは雑菌の大好物です。なるべくおりものがついたままの肌着を着続けないようにするのが、膣内への雑菌の侵入を防ぐのにはいい方法だと思います。
排卵から生理までの間
この時期も個人差はあるようですが、おりものがべたついたり、白くなったり、おりものによってデリケートゾーンの肌がかぶれてしまったりと、この時期のおりものは問題児のようです。
これから生理も始まるのだから、なるべくデリケートゾーンの肌をいい状態にしておきたいですよね。この時期のおりものでかぶれてしまったら、生理の間が辛すぎる 😥
それなので、この時期におりものシートを使うのはいいのかもしれないですね。先ほども言いましたが、体の外に出た粘液などは雑菌の大好物なのです。なるべくおりものがついたままの状態を続けないようにするためにも、おりものシートをうまく活用してできるだけ清潔な状態を保ちましょう。
肌が弱くておりものシートでかぶれてしまう、という方も多いかと思います。そういうときは、ちょっと面倒でも肌着をまめに取り替えてみるのも一つの手かと思います。
そして、通気性をよくするために、ストッキングなどもあまりムレないものを選ぶといいですね。私はその時期はワイドパンツなどを活用しています。ひざ下ストッキングや靴下でいられるので、デリケートゾーンはあまり重ね着しないで済むのです。
また、生理後と同じでこの時期に膣洗浄をしてしまいたくなるかもしれませんが、それも絶対的にNG!後ちょっとで生理が来て、全て綺麗になるのです。体の自浄作用に任せて、なるべく通気性のいい肌着を選び、清潔に保つことによってこの一番不快な時期を乗り越えましょう!
どうしても肌がべとついてしまって気持ち悪かったら、ぬるま湯のシャワーで優しく洗うだけでもかなりさっぱりしますよ。
おりもの対策で気をつけること
おりもの対策を徹底したいと思うがために、やりすぎてしまうこともありがち。いくつか気をつける点をまとめてみましょう。
膣洗浄
これはもう何度も説明してきたので、大丈夫ですよね。とにかくどの時期にあっても、膣洗浄はおりものの原因になるのでやめましょう。
ビデ
どうしてもベタつきが気持ち悪くて掻きこわしてしまいそう、という緊急時には利用してもいいと思います。でも、デリケートゾーンやおしり付近の雑菌を膣に入れこんでしまう危険性もあるのでトイレに行くたびに使ったりとかはしないほうがいいですね。
ウエットティッシュや専用のふき取りシート
こちらもどうしても我慢できない!という緊急事のみの使用がいいかと思います。除菌成分やステロイド剤、抗菌剤など何が入っているかよくわからないですよね。除菌成分で常在菌も除菌してしまったらおりものの原因になる可能性もあります。適度に利用しましょう。
石鹸で洗う
不快な時はシャワーのぬるま湯で流す程度が一番いいかと思います。デリケートゾーン専用のソープだからと言って、1日何回もモコモコに石鹸を使って洗ってしまうのも、常在菌のすみやすい環境を壊してしまうことになります。
シャワーでやさしく洗い流して、コットンの綺麗な肌着に着替えるだけでもずいぶんスッキリすると思います。
不快なおりもの対策のまとめ
不快なおりものの対策について、いかがだったでしょうか?知らないから目の前にある商品で対応してきたことだと思います。
でも、そのサイクルやできることを知っていれば、特に特別なものがなくてもちゃんとおりもの対策はできることがわかっていただけたでしょうか。
とにかく大切なのは清潔に保って、雑菌の繁殖を防ぐことです。
洗濯機だけで、肌着がちゃんと綺麗になっていますか?べたついている時期のおりものは洗濯機だけでは落ちないこともあるようです。ちゃんと下洗いをしてから洗濯機に入れるなど、ちょっとした工夫をすることで、雑菌の繁殖を防いでおりものの不快に負けずに過ごしていけるのです!
清潔にすることを心がけて、女子力アップしましょう!