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子宮体がんと子宮頸がん

 

子宮頸がんについては、もうみなさんよくご存知ですよね。子宮頸がんは、膣の方、子宮の入り口にできるがんです。それに比べて、子宮体がんは赤ちゃんが育つ部分にできるがんです。

子宮体がんは子宮内膜(ないまく)と言われる、赤ちゃんが育つ部分の子宮の組織のがんをいいます。それなので、生理があるうちは、子宮体がんになりにくいと言われています。

それは、もしもがん細胞が子宮内膜にでき始めても、毎月の生理で剥がれ落ちてしまうからです。

 

子宮体がんの検査を受けるタイミング

一番大事なのは、閉経後(生理がおわってしまったあと)の女性、もしくは生理以外に性器出血が見られるときです。45歳くらいになったら、整理も不規則になり始めたり、更年期を感じ始める方もいるかもしれません。そんな変化を感じたら、そろそろ子宮体がん検査だな、と思っていたらいいかと思います。

 

最近では食生活の欧米化や出産回数が減ったことなどにより、子宮体がんも若年化が始まっているようです。
35歳くらいから以下のようのことがあったら、すぐに受診しましょう。

 

  • 生理が不規則
  • 生理が6ヶ月以上来ない
  • >生理とは関係ない出血がある

 

子宮体がん検査は、子宮の中までブラシなどの採取器具を入れなくては行けないので自己採取では検査できません。かかりつけの婦人科医に検査してもらいましょう。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

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