日本の子宮頸癌検診の受診率はなんと42.1%。先進国の中では最下位の子宮頸がん検診受診率だそうです。
テクノロジーの発達はものすごく進んでいるのに、医療には、とくに予防医学にはとても遅れのある日本。これでいいのでしょうか?
子宮頸がんは、そのほとんどの原因がHPV感染だということがわかった今、いろいろな方法でがんになる前に阻止することができるがんなのです。
細胞診検査でがんになり始めた細胞が見られた時点で切除する、ハイリスク型のHPVに感染しているのか検査をして持続感染を防ぐ、相手の男性にも検査をしてもらい持続感染を防ぐ、などがんになる前にできることはたくさんあります。
そして、その検査は比較的痛みの少ないもの。なぜなら、子宮頸部は膣から直接アクセスすることができるので、針を刺したり、手術でお腹を開けたりせずに細胞を取ることができるからです。
がん保険に入ったり、がんを恐れたりするのに、なぜ早期発見早期治癒ができる検診を受けないのかが私は不思議でなりません。
日本は豊かな国です。お金がなくて検診が受けられない、受けたくても病院に行く電車代がない。そんな理由で検査を受けていない人は、とても少ないと思います。
どちらかというと、はずかしいから、めんどくさいから、、、ではないでしょうか?
はずかしくても、めんどくさくても、検査を受けていればよかった、、、そう思う日が来ないことを心から願っています。
そして、もしもお金がなくて検診が受けられない、受けたくても病院に行く電車代がない、という理由で受けられない方がいるのなら、ぜひその声をあげて欲しいです。自治体に協力を得て欲しいです。私たちにできることがあるのなら、ぜひ協力したいです。
がんになるのが怖い、がんになって家族に負担をかけたくない。そう思うなら、せめて、がんになる前に見つけられるがんだけでもならないように、予防しませんか?
さすが先進国の日本、頭のいい日本人。子宮頸がんになる人も少ないね、と、世界のお手本になれたらいいですね。
はずかしいから、めんどくさいから、、、という理由で検査を受けていないのであれば、ぜひ、アイラボの自宅から始める簡単検査、試してみてください。病院に行かなくても、人に会わなくても、検査をすることはできるのです。
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自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。
記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。