女性用採取方法(セルソフト)
ご利用前のご注意
- 妊娠中のご利用はできません。
- 生理中、出血中の採取は避けましょう。
- 入浴直後の採取は控えましょう。シャワーのみ、もしくは入浴後2時間以上経っていれば大丈夫です。
- 採取前の膣洗浄は控えましょう。
- 採取直前のセックスは控えましょう。
- 手をよく洗って、清潔な状態で採取しましょう。
- 採取を他の人にやってもらうのは危険です。自分でやりましょう。
- 子宮内に避妊具を装着している方は、医師にご相談の上ご利用下さい。
セフソフトは、加藤式自己採取器具を改良し、より採取しやすくなった検査キットです。
利用方法は加藤式と全く同じですので、今まで加藤式をお使いの方もご安心ください。
セルソフトについてこちらでご説明しておりますので、ご参考ください。
採取の手順
採取器具の名称
まずはじめに、採取器具の名称、採取法を確認してください。
特にストッパーの位置は安全に採取するために、しっかりと確認しましょう。
採取器具の準備
採取の準備ができたら採取器具を包装、ケースから取り出し、キャップを外します。
*キャップがついたままで膣内に挿入すると、採取するスポンジ部分が膣内に出なくなり採取できません。また、キャップが膣内で外れてしまう可能性があるので、必ずキャップを外してから膣に挿入してください。
膣内に挿入
そのままの状態でストッパーの手前をしっかりと持ち、膣内にゆっくりと挿入していきます。慣れていない方は、片足をお風呂の縁やトイレのシートなどにあげて、少し前かがみになると入れやすくなります。
力が入ると膣が閉まってしまい入りにくくなるので、安心してリラックスして入れましょう。深呼吸の吐く息に合わせて入れてみるのも効果的です。
採取
ストッパーまでしっかりと挿入できたら、ピストンをゆっくり押し込み、中でスポンジ部分を出します。
そのまま、ピストンの先端のハンドルをだいたい6回ゆっくりと回します。
少し圧迫感や擦れている感じがあることもありますが、中は柔らかいスポンジなのでご安心ください。不安に感じたら、ゆっくりと呼吸をしてみましょう。
取り出しの準備
採取が終わったら、膣から採取器具を抜き出す前に、ピストンだけを引き出してスポンジ部分を採取器具の中に戻します。
採取器具の取り出し
ピストンを引き出したら、採取器具を膣の中から取り出して、採取器具の挿入した部分の外側についた粘液や毛などを優しく拭き取りましょう。
保存液の注入
取り出した採取器具をのぞいてみると、スポンジ部分が見えます。そこに添付されている保存(固定)液を注いでいきます。
溢れないように様子を見ながら、全てしみこませたら採取終了です。
*この時点で、スポンジ部分に血がついていることもありますが、ご心配はいりません。子宮の中の弱い組織を擦ってきているので、多少出血が見られる場合がありますが、数日でおさまります。
採取完了
キャップをもとどおりにしっかりと締めて液体の漏れがないことを確認しましょう。ケースに入れ、さらにキットが入っていた外装ビニール袋に入れたら採取完了です。
検査依頼書などとともに返信用封筒にてアイラボまでご返送ください。ポストに入れるだけで大丈夫です。