腸活と膣活に欠かせない麹たち。元気なフローラのためにお家で作った安全な善玉菌をたくさん取れたらいいですよね。元気な腸内フローラは、膣やデリケートゾーンのフローラも健康的なバランスにしてくれます。
腸内フローラが整うと、お通じが良くなるだけではなくお肌も綺麗になったり、炎症が落ち着いたりといいことづくしです。私は麹を積極的に取り入れるようになってから、間違いなくデリケートゾーンの調子がよくなりました。
私は主に、お肉などの下ごしらえや基本的な下あじには塩麹、焼きおにぎりやチャーハン、炒め物には醤油麹を愛用しています。チャーハンを作るときに最後の隠し味の焦がし醤油も最近ではめっきり焦がし醤油麹になりました。
ちょっと甘味のあるお味噌のような感じになるので、お味噌汁にも火を止めた後にちょっと隠し味。サラダにもドレッシングにちょっと混ぜ込んだり、万能の隠し味アイテムなのです。
毎日のように使うので減りが本当に早い醤油麹、気がつけば醤油麹があと1回分しかない!!!ということで、あわてて醤油麹を仕込んだので、今日はその様子をシェアします。
目次
醤油麹の作り方
今回は醤油麹の仕込みの紹介です!
いつも通り、適当です(笑)!でも一つだけ大事なことがあります。
麹は生き物です。酸素がないと死んでしまいます。毎日少なくとも1回はかき混ぜて、しっかりと呼吸をさせてあげましょう。
私はまめに作りたいので小さい容器で作っています。煮沸消毒したこの容器に乾燥麹をこれくらい入れます。乾燥麹を使っているので、醤油の水分を吸ってだいぶ膨らむので控えめに始めます。
醤油を足していきます。水分を吸うので少し多めに入れます。まんべんなく行き渡るようによく混ぜましょう。蓋をして室温で直射日光の当たらない場所に置いておきます。
半日くらいして見てみるとこんな感じにすっかりと醤油が吸い込まれてふっくら膨らんでいます。結構キツキツに詰まってしまっているので、また醤油を足してよくほぐしてゆったりとしてあげましょう。
次の日の朝見てみるとまた吸い込んでいるので、麹がしっかりかぶるくらいまで醤油を足します。この先はもうあまり吸い込まないので、入れすぎないように注意しましょう。また、生麹を使った場合はここまで追加しなくて大丈夫だと思います。
最初の麹の量から比べると、2倍くらいになりましたね。
私は最初の三日間くらいは朝晩、「大丈夫?ちゃんと息できてるか〜い?」と声をかけながらよーくかき混ぜています。3日くらい経つと、お米が崩れ始めてドロドロしてきます。
そうしたらあとは一日一回かき混ぜて夏は1週間程度、冬は10~14日位しっかりと室温で発酵させます。麹独特の香りととろみができたら完成です。あとは冷蔵庫に入れておきます。
この量だと私は2〜3週間くらいで使い切ってしまうので、冷蔵庫に入れて少ししたらまた次のを仕込むようにしています。
醤油麹作りの大切なポイント
麹は生きています!
毎日忘れずに面倒をみましょう。
麹は呼吸をするので余裕のある容器を選びましょう
容器いっぱいいっぱいに入れてしまうと酸素不足になってしまいます。
カビたり雑菌が混ざらないようにしましょう
使う容器は煮沸消毒をし、毎日かき混ぜる箸やスプーンも清潔なものを使いましょう。
注意するのはこれくらいなのです。実はすごく簡単です。
出来上がった醤油麹はふんわりほんのり甘味があって、お醤油とお味噌の間のようなまろやかな味わいで、私は醤油麹が本当に大好きです。納豆もお醤油やだしではなく、醤油麹!
今日の夕飯も、この麹を使って豚の生姜焼きにします。サラダにもこっそりドレッシングに混ぜ込む予定です。生きている麹をなるべく火を通した麹といっしょにお腹の中に届けたいのでね。
麹は生き物
前回のセルフケアブログ「麹で腸と腟のセルフケア」でも触れましたが、麹は生き物です。善玉菌です。できれば生きたまま届けてあげると良いのですが、麹は熱に弱いので加熱すると死んでしまいます。
でも、大丈夫!死んでしまった麹菌もおなかの中の善玉菌の餌になるからです。私は善玉菌を増やしたいので、なるべく生きた麹菌を食べようとは思っていますがなかなかそれも難しいので、こうやってちょっとあっためる程度でまだ生きている麹菌がいてくれたらいいなぁと思うようにしています。それくらい、ゆるくやっています。
ちょっとした麹菌に関することや、うまく摂取するコツを知っているだけで、より効果的にいただくことができますよね。サラダに小さじ半分でも生きた塩麹や醤油麹を入れても味も風味も変わりません。そんなちょっとした事の積み重ねで、少しでも快適な毎日を過ごせて行けたらなと思っています。
セルフケアシリーズについて
セルフケアは私個人が自分のために良さそうだなと思うことを選んでやっていることなので、完全に個人的な意見と嗜好です。でも、私にはとても効果があったもの。もしかしたら、これを読んでくれている誰かの役に少しでも立てたら嬉しいなと思い、シェアしています。
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記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。