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デリケートゾーンのムレ対策 男女共通版!

検査士ダイアリー デリケートゾーンのムレ対策

梅雨も明けて、急に暑さとムレで女性も男性もデリケートゾーンに不快感が出る時期です。みなさん、デリケートゾーン、快適に保てていますか?

とにかく大事なのは通気性!

職場の椅子がレザーだったり、木だったりするとムレムレになってしまいますよね。

デリケートゾーンのムレによる不快感は女性だけの問題ではありません。夏でもスーツを着て一日中デスクワークや外を走り回っている男性もムレの問題、深刻だと思います。

女性は外陰部がヒダ状でムレやすかったり、おりものによって下着が湿ってしまったりという悩みがありますが、ある意味、トイレに行く時は一度完全に換気ができたり、トイレ内で肌着を着替えたりリフレッシュする機会も多くあります。

男性はトイレに行く時もほとんどの場合下着やズボンは履いたままなので、それこそ換気をするチャンスがなくて大変だと思います。

今日は男性にとっても女性にとっても厄介なムレ対策について書いてみようと思います!

 

通気性

とにかく通気性が大事。肌着や服装で少しでも通気性アップを目指しましょう。

服装

男性も女性も、今は通気性の良い洗えるスーツなどを活用して、清潔にしましょう。可能であれば、お股の部分が少し緩めのパンツやお股の部分が開いているストッキングなども活用しましょう。

仕事などで服装に気を使わなくて良いのであれば、ワンピースや麻の短パンとか、快適ですよね!

下着・肌着

肌着は好みがあると思います。私は綿100%が好きですが速乾性のあるものを好む方も多いでしょう。ただ、下着に関しては速乾性のあるものはさらっとして気持ちがいいですが、その下着から外に逃したムレは股関節や内腿の部分に溜まって余計ムレを感じてしまう気がします。

綿100%は下着自体に湿った感がありますが、股関節などの溝部分のムレは軽減されるように感じます。でも、あくまでもこちらは好みで良いと思いますが、化学繊維は雑菌が増えてくるとニオイの原因にもなりやすいので、まめに清潔なものに取り替えましょう。

授業中や仕事中の対策

座っていることが多い人は、どんな素材の物に座っているのかチェックしましょう。木やレザーなどの通気性の悪いものは10分とせずお尻がムレムレになってきますよね。

そんな時は椅子の上に通気性の良いクッションを置くことで、少し軽減できます。大学などで「自分のデスクがない!」という方や、カフェが職場という方も大丈夫。夏だから、フェイスタオルとか、パーカーとか持参してますよね!それらを畳んだり丸めたりしてさりげなく活用しましょう。

そして、座りっぱなしにならないようにまめに立ってムレの解消をしましょう!立ち上がったら肌着がくっついてる、、、、なんてよくありますよね。通気性が悪い証拠です。もし歩いたりできないなら、せめて時々立ってなるべくお股のムレを一度リセットできるように動いてみましょう。

最終兵器はポータブル扇風機!ちょっと膝に置いておくフリしてムレを一瞬でも吹き飛ばしましょう!

 

清潔

ムレ対策として、そして雑菌繁殖対策として、清潔に保つことが何よりも大事です。

洗浄

痒みやにおいなどムレを感じる時はササッとぬるま湯で洗って新しい肌着に変えましょう。

石鹸の使いすぎは肌の常在菌のバランスを乱してしまうので、ぬるま湯で流すだけで十分です。

汗拭きシート

学校や仕事で外にいる時はなかなか難しいかもしれません。汗拭きシートなどを使って、内腿や股関節の溝の部分くらいまでさっと拭き取るとさっぱりできます。

くれぐれも、デリケートゾーンは汗拭きシートで拭かないようにしましょう。刺激が強すぎたり、常在菌の乱れにつながります。

パンティーライナー(女性のみ)

パンティーライナーも結局はムレてしまうので好みによりますが、私は使い捨て端切れ布パンティーライナーがおすすめです。

使わなくなった綿100%の肌着やTシャツをパンティーライナーの2〜3倍くらいの大きさに切って折り畳んでパンティーライナーと同じように使うだけ。使い捨てなので、縫う必要もありません。断片が気になる時は、切った端が肌に触れないように折りたたむとGood!使ったものはパンティーライナー同様汚物入れに捨てるか、持ち帰って捨てましょう。

男性はこのようなことができなくて辛いですよね。

 

アンダーヘアの処理

ムレ対策と清潔に関わりますがアンダーヘアがジャングル状態だと雑菌が繁殖しやすい状態になることもあります。

好みに合わせて、ツルツルにしなくても短く整えたり、スクだけでもだいぶ違います。最近ではエチケットとしても流行っていますよね。

チクチクして余計に肌の状態を悪くしてしまわないように、自分的に一番快適な方法を見つけましょう。

女性は特に、生理中も清潔にしやすいのでとっても楽になりますよ。

 

せめてお家ではサラサラ、たっぷり休養を

昼間はスーツやストッキングからどうしても逃れられないみなさんも、お家に帰ったらとにかくムレの解消を優先にしましょう。まず服を脱いで、シャワーやお風呂に入って雑菌を洗い流しましょう。

デリケートゾーンに優しい部屋着、バランスの取れた食事、しっかりとしたリラックスタイムと睡眠で、善玉菌と肌の回復の時間を与えてあげましょう。

 

腸活

デリケートゾーンなのに腸活?と思われるかもしれませんが膣内の健康を保ってくれる常在菌も乳酸菌です。乳酸菌の豊富な食事、常在菌を育てる食生活を目指すことで、デリケートゾーンの健康もよくなります。

また、東洋医学では肌の不調と大腸の不調は大きなつながりがあるとされています。大腸を健康に保つことで、ムレや雑菌に耐えられる強い肌作りを目指しましょう。

腸活にもいろいろありますが、ご自身の身体と生活リズムににあった方法を試すのが一番続けられるでしょう。

記事監修

もかちゃん

もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士

国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。

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