『魚くさいおりものが気になるようになって、思い切って産婦人科に行きました。
検査をして大丈夫ですと言われたけどまだにおう気がするし、心配です。』
このようなご相談を多くいただきます。産婦人科に行くのはすごく勇気のいること。そして、頑張って行って産婦人科に行き検査もしたのに、どうしてまだ不安から解放されないのでしょうか?
産婦人科に受診しても安心できない理由として、以下のことが挙げられます。
*不安に思っていることを医師に伝えられなかった、聞けなかった
*検査をしたけどなんの検査をしたのかわからない
*大丈夫と言われた、何もないと言われたけど症状が続いている気がする
しっかりと不安なことを伝えられないと、安心できる答えを聞くという受診の目的を達成することができません。それなので、受診しても不安が続いてしまうのです。
産婦人科に行ってしっかり安心できるように、受診前の準備のお手伝いとして今日は記事にまとめてみたいと思います。
目次
魚くさいおりもの、思い当たる原因のリストアップ
産婦人科に限らず、病院に行くと長い時間待ってやっと自分の番が来たのに、なぜか気持ちが焦ってしまって先生に伝えたいことをしっかりと伝えられないこと、よくあると思います。
しっかりと不安な症状や不安になった原因について、自分なりにまとめてリストアップして準備をしましょう。そうすると、受診時に先生に聞いて欲しいことをしっかりと伝えられるようになります。
最終月経
まず産婦人科に受診をすると、『最終月経はいつですか?』と聞かれます。ちゃんと生理が来ていることを確認するための質問です。
でも、『最終月経はいつですか?』と聞かれても、とっさに思い出せなかったり、生理の最初の日なのか終わった日なのか、何を答えればいいのかわからなくなって私はその時点でパニクってしまいます。
最終月経を聞かれたら、一番直近であった生理の始まった日を伝えましょう。例えば、私は前回の生理はクリスマスから5日間あったので、その場合は12月25日です、と答えれば良いのです。先生によっては『周期は?定期的?』と聞かれることもあるので、大体自分の生理が何日周期で来るのかも把握しておくといいですね。スマートウォッチやスマホのアプリをうまく利用するのもいいですね。
私は28日周期がほとんどですが、前回は4日ほど遅れました。受診時にはそういうこともさっと伝えられるように前もってリストに書いておきましょう。
症状
本題の気になる症状です。順番にリストアップしましょう。
*どのような症状なのか:おりものが増えて魚臭い気がする、さらさらしたおりもの、どろどろしたおりもの、など
*いつから症状があるのか:1週間くらい前から、前回の生理が終わってから、最後に彼氏とsexしてから、など
*症状の変化:最初はおりものが増えて、だんだん匂いがキツくなってきた。おりものが黄色くなってきた、おりものが白くなってきた、など
おりものの色やにおいは医師にとって検査項目の選択肢を選ぶヒントにもなります。なるべく正確に伝えられるように、意識して確認しておきましょう。
思い当たる原因
セックスをしてから、膣洗浄をしてから、抗生剤を服用してから、石鹸を変えてから、など自分で不安に思う原因の行為があった場合にはしっかりとリストに書いておきましょう。
先生に『思い当たる原因は?』と聞かれなくても、『こういうことがあったのですが、それが原因でしょうか?』と自分から聞くことで、また一つ安心が増えます。
何を知りたいのか
*性病なのか知りたい
*性病ではない病気の可能性があるのか
など、なぜ自分が不安に思って受診しているのかはっきりと書き留めておくことで、ここでも安心が一つ増やせるように自分で積極的に質問ができるようになります。
産婦人科受診中に心がけること
病院はどこも忙しくて、ゆっくり先生とお話をできる雰囲気ではないですよね。ましては、産婦人科は恥ずかしい気持ちやなかなか先生や看護師さんの前で口にしにくいこともあります。
だからこそ、しっかりと受診前に達成したいことのリストを作ることでよりスムーズに端的に会話ができるようになるので、伝えたいこと、聞きたいことを無駄なくこなすことができます。
そして受診中に心がける大切なことは『安心するためには聞く』ということです。
なんの検査をしているのか聞く
例えば、それでは検査をしましょうと先生が言ったら、
『なんの検査をするのですか?カンジダですか?クラミジアや淋病ですか?その他にも検査することはありますか?』と、しっかりと検査項目を聞くようにしましょう。
これは結果を聞くときにも大切なことなのですが、検査項目を知った上で検査することで、『検査結果は大丈夫でしたよ』と言わたら、『あ、私はクラミジア、淋病、カンジダはないんだ。』とそこは完全に安心できるからです。
産婦人科に行っても安心ができないとアイラボのご相談くださる多くの女性が、『具体的になんの検査をしましたか?』と伺うと、わかりませんと答えます。産婦人科受診後に不安が残る大きな理由は実はここなのです。
家に帰ってからもゆっくり確認できるように、検査結果のコピーをもらって帰りましょう。(ほとんどの病院ではお願いしなくてもくれます)
治療についても聞く
検査結果が出てお薬をもらう場合も同じです。なんのお薬なのか、どのように効くのかをしっかりと説明してもらいましょう。
例えば、『お薬を出しておきますね、指示に従ってちゃんと服用してくださいね』と言われたら、
*何に対するお薬なのか
*かゆみなどの症状を抑えるものなのか、原因の菌を殺すものなのか
*効果はどれくらいで出てくるのか、効果が感じられない場合はどうしたらいいのか
などしっかりと確認しましょう。このような確認をすることで、次の道がしっかりとできてきます。次の道がしっかりできると不安はもうあまりなくなってくるはずです。
魚くさいおりものが気になって産婦人科受診 まとめ
魚くさいおりものだけでなく、他の気になる症状があって産婦人科を受診する場合には、しっかりとリストを作って準備をしてから臨みましょう。私はこのようなリストを作っていくぞ!というのを作ってみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
産婦人科受診に向けてのリスト例
*最終月経:2021年12月25日 (5日間、普段は28日周期だけど、4日遅れた)
*症状:魚くさいおりものがきになる
*いつから:最後に彼とsexしてから(2週間前)
*症状の変化:だんだんおりものの匂いが強くなり、黄色くなってきた
*不安な原因:彼氏が浮気をした後だったからもしかしたら性病ではないかと不安になった
*何を知りたいのか:性病じゃないか確認したい、性病の検査をしたい、検査を待っている間は彼とのセックスを控えたほうがいいのか、家族と温泉旅行に行く予定があるけど温泉に入って大丈夫か。
*その他気になってること:子宮頸がん検診を2年くらい受けていないから、ついでに今日ここで受けられるか
産婦人科になんか恥ずかしくていけない!といあなたには郵送検査
ここまで作ってやっぱり産婦人科に行くのが怖い、恥ずかしいと思って受診できていな女性には、まずアイラボの郵送検査をご活用ください。
自宅で誰にも知られず検査ができるので、不安な症状を放置せずにまず検査をしてみてから病院に行く、という手段もあります。
今日は魚くさいおりものが心配な女性にお勧めのキットを簡単にお伝えしておきますね。
セックスをした後の症状のあなたにはKit013 おりもの&においの検査キットをお勧めします。こちらの検査キットでは、淋病、クラミジア、トリコモナスの性感染症の他に、カンジダ、細菌性膣症、膣炎を調べることができます。
Kit013 おりもの&においの検査キットに子宮頸がん細胞診検査がセットになったものです。
Kit032 膣内フローラチェックをお勧めします。セックスをしていないのであれば淋病やクラミジアの心配はないかと思うので、カンジダや細菌性膣症、膣炎、膣内の常在菌のバランス(膣内フローラ)をチェックする検査キットです。
無料電話相談をご利用くださいね。
魚くさいおりものの原因がわかって。すっきり治りますように。