アイラボでは検査を受けられる方に、アンケートをお願いしています。
検査を受けようと思ったきっかけなどについて、みなさん、声を聞かせてくれています。
今回ご紹介したいのは、ハイリスクのHPVタイピング検査を受けてくれた女性。
彼女がHPVタイピング検査を受けようと思ったきっかけは、以前に受けたHPV検査でHPVが陽性だったから。でも、タイピング検査ではなかったので、どの型に感染しているのかがわからない。
それから、まだそのHPVに感染しているのであれば子宮頸がんになる恐れが高いのかを知りたかったから、とのこと。
すばらしいです。
とても正しい知識を持っていらっしゃる女性で、わたしたちもとても嬉しくなります。こういう女性がもっと増えていったら、子宮頸がんなんて撲滅できてしまうのではないかと強く思います。
HPV感染したからといってがんになるわけではない。そのHPV感染が持続してしまうことによってがんになっていく。ゆっくりと、数年かけて。
だから、この女性のようにハイリスクHPVに感染しているとわかったら、どの型に感染しているのかを知ることがとても大切。そして、持続感染をしていないこと、細胞に変化が出始めていないことを確認していくことで、子宮頸がんになる前にちゃんとフォローしていくことができるのです。
とても素敵なことです。
この女性は思い当たる相手がいらっしゃったとのこと。そして、今回のハイリスクHPV陽性の結果を受けて、「もう遊んでいる男性とは付き合わない!」と思ったそうです。
その選択も一つ。でも、その男性が本当に好きならば、その人と付き合える選択もちゃんとありますよ。
相手の方にもハイリスクHPVの感染があるかないかの確認をしてもらったらいいのです。
本当にあなたのことが大切なら、きっと快く検査を受けてくれるはず。
検査を受けてくれない、え?っと言う態度をした、、、そうであれば、「もう付き合わない!!!」でいいのです。でも、まずチャンスを与えてあげるのもいいのではないかな、と思います。
おすすめの検査キット
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自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。
記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。