個人的な話になってしまいますが、ここ数ヶ月、ちょっとした婦人科系の悩みがあって産婦人科にお世話になりました。
どの産婦人科医の先生も、評判を聞いて行ったり、知り合いの先生だったりで、安心して信頼感を持って行ったので不安なことはなかったのですが、実際に診察を受けてみて、それぞれだなぁと思いました。
一人目の産婦人科の先生は、近所ではとっても評判のいい女医さん。これからする検査についての説明、「これから器具を入れますよ、少し冷たいですよ」などの優しい対応。超音波も画面を見せてくれながらの説明。でもなぜか、診察後の安心感が得られなかったのです。きっと、悩みの原因や解決法がしっかりしないまま「とりあえずお薬を出してみましょうか」という感じだったからでしょう。
二人目の産婦人科の先生はまるで逆。悩みも半分聞いてもう十分、という感じでさっさと診察台へ。器具の挿入の知らせもなく突然の冷たい違和感。何の検査をしているのかもわからないけど、綿棒やら超音波のプローブを入れているのです。
その後も説明はなく、一週間後に検査結果と聞きに来るようにと。もっとびっくりしたのは、会計に行った時。予想外の金額にびっくりすると、保険適用外の検査もしたから、ということ。そういうことは、患者の同意を得てするものだと思っていたから少し戸惑いました。
この時点で不安がいっぱいに。そして早く原因が知りたいという焦りが出てきました。
検査結果を待っている間に3つ目の産婦人科に行ってみたけど、とても人あたりのいい優しい先生でしたが、検査は内診だけで「特に問題ないでしょう」とのこと。せっかく病院に行っているのに不安が取れないなぁという思いのまま、諦め半分に2つ目の病院へ結果を聞きに戻りました。
するとびっくり、簡単な手術をしましょう、とのこと。そして、いろいろな検査の結果、私の悩みの原因がはっきりとわかったのです。
やっぱり原因はあったんだ!!!!やっとみつかった!!
(特に問題ないと言っていた先生は何を見てそういったのだ、、、)
おかげで、今は手術も受け、その後の治療も受け、だいぶ良くなってきました。でもやっぱり、色々と説明不足で正直なところ診察に行くのが怖いのです。でも、見つけてくれたのはこの先生しかいなかったし、原因がわかった時に、「これでよくなれるね、よかったね」という先生の優しい笑顔に急に力がふっと抜けるような安堵感と信頼感もあってすごく複雑な気持ちなまま今後の受診をどうしようか考えてしまっている自分がいることに気がつきました。
私は病院に行くときは今ある不安から解放されたいから行くのです。安心を買いに行くのです。
怖いなぁとか、何をしているかよくわからないなぁ、と思いながら受診するのでは続かないな、とつくづく思いました。そして、問題が解決しないのも「どうせ行っても恥ずかしいだけで解決しないし、、、我慢しちゃおっかな」と思ってしまうようになりますよね。だから途中で治療をやめてしまったり、性感染症の検査や子宮頸がん検診に行かなくなってしまったり、、、なのかなって。
行きにくい産婦人科だからこそ、「この先生は大好きだから行きたい!」くらい、先生を好きなりたいですね。
あ、ちなみに、どの病院でも「ついでに子宮頸がん検査しておきますか?」と言われなかったことにもびっくりしました。せっかく診察台にのぼったのだから、できる検査はみんなしておきたいと自分から言えばよかったのだけど、やっぱりなかなか言い出せないものですね。一声あったら自費でも受けちゃおうと思っていたのだけど、さすがに求めすぎですね。(笑)
治療が落ち着いたら、市の子宮頸がん検診を受けてこようかと思います。
産婦人科をいうのはとても受診のハードルの高い場所です。どうしても怖い、苦手、という方は、まずはアイラボの自己採取検査で検査をしてみるのもオススメです。
何か感染や異常が見つかれば、治したいという気持ち、受診しようとする勇気も湧いてきます。
おりものやニオイ、かゆみなどのデリケートゾーンのトラブルは、膣内フローラチェック、不安な行為があった後のSTD(性感染症)チェックには膣と咽頭のSTDチェック、そして子宮頸がんの定期検診をここ数年受けていない方は細胞診とハイリスクHPVのチェックが一度にできる最新の子宮頸がん検査をお勧めします。
おすすめの検査キット
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自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。
記事監修
もかちゃん
臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士
国際細胞検査士の資格を活かし、日本とアメリカにて検査士として長年勤務。
海外の事情も知るからこそ出来る、日本とアメリカの子宮頸がんや性病に関する知識・医療体制の違いや性教育の違いについてなど、幅広く情報を発信しています。