子宮頸がん検査を受けようと思った。病院で子宮頸がん検診を受けるか、自己採取を使って検査してみようか迷ったあげく、「よし!自己採取の子宮頸がん検査をやってみよう」と決心して受けた細胞診検査の結果が
「細胞が少ししかなかったので、結果が正しくない場合もあります。一年後にもう一度検査をしましょう」
そんな結果だったら、あなたはその検査の精度を「安心」と感じられますか?
これは、私の友人に実際に起きた話です。
「たぶん私、アイラボの子宮頸がん検査を旦那の会社の検診を通して受けたと思うんだけど、そんな結果だったんだよ〜。やっぱり自分でとるってちゃんととれないんだね。説明書通りにやったつもりだったんだけどなぁ。。。」
「むむ、ちょっと待って。アイラボはそんな結果は出さないぞ。うちじゃないよ。」
詳細を聞いてみると、採取器具も加藤式自己擦過法器具ではなく違うもの。(しかもおそらく私が知らない無名のもの)
「本当に一年待って大丈夫かなぁ。次はやっぱり、病院に行ったほうがいいよね。」
そうだね、今年の細胞診検査がちょっと安心できないものだったから、申し訳ないけど来年は一度病院に行って、お医者さんにとってもらった方が、自分が安心できると思う。せっかく頑張ったのにね。OOちゃんの取り方は決して間違っていなかったよ。受け取った側の処理の仕方が悪かったんだよ。ごめんね。
私のせいではないけど、検査をする側の人間として申し訳なくて謝ってしまいました。
多くの自己採取での子宮頸がん細胞診検査を扱う検査所が、このような結果を出してしまうから、自己採取の子宮頸がん検査は精度が悪いとされてしまうのです。悪いレッテルを貼られてしまうのです。
自己採取でも、ちゃんとその条件を守って扱えば、ちゃんと安心のできる精度の検査はできるのです。手間がかかるから、時間がかかるから、人材育成に時間とお金がかかるから。そんな理由で、ほとんどの検査所ではアイラボのようにきちんとその条件を守った自己採取器具での子宮頸がん検査の検体処理をしていません。
検体=患者さんの命
このことを、絶対に忘れてはいけない。
検体は物ではない。人の命です。
安心できる精度の自己採取細胞診検査のための条件。通常はこのことは検査関係者や企業の健康保険組合の方に説明するものですが、皆さんにもわかって欲しくて、その大事な条件を動画にまとめてみました。
受け身ではなく、検査を受けるあなたがしっかりと知っていてください。そして、この検査はちゃんとした精度のものなのか、と、声をあげてください。
検査はただすればいいのではありません。ちゃんとした精度の検査を受けて、安心を得ること。それが検査や検診を受ける意味なのです。
曖昧な検査結果を受け取るためではありません。
ちなみに、アイラボではこの条件を守って検査をしているので、「細胞が少なかった」という結果はほぼありません。そして、そのような結果になってしまった時は、無料でもう一度採取して検査するオプションもあります。
それは、あなたが頑張ってとった細胞ひとつひとつを、大切にしているからできることです。