新年のご挨拶が遅れてしまいました!
みなさん、新年早々の連休とコロナ自粛の中、いかがお過ごしですか?
学校やお仕事のペース、ちゃんと取り戻せていますか?
年末年始の食いしん坊癖は治りましたか?
私は悪戦苦闘中です(笑)
さて、今年こそはコロナから開放されて、、、と願っていましたが、今のところ残念な状態になってしまっていますね。引き続き我慢の時期ですが、早くコロナの素性がもっと分かり、的確な処置ができる日が来ることを願っています。
そんな中、私の不安はコロナワクチンに対する不安感から、全てのワクチンへ対する不安感へを広がってしまうことです。
確かに、どんなワクチンも、どんな薬剤も、ほんの少しの率ではあっても副反応やアレルギー反応が出てしまうことは事実です。でも、既に確立されているワクチンまでも接種をやめて集団免疫を途絶えさせてしまうと、今までやっと抑えられてきた伝染病が再度猛威を振るってしまう可能性も多く出てきます。
コロナワクチンは慌てて開発されたもので、安全性やその効果を疑問に思うのはとてもよくわかります。私も正直まだ半信半疑です。特に、どれくらいの期間効果があるのか、ということに関しては誰にもわからないことだと思うので、ワクチン接種者から積極的に抗体検査の追跡調査協力を得て、もっとデータを集めて欲しいなと思っています。
それでも、例え今は70%の確率でしか守られなくても、その効果は自分だけのものではありません。もしも私が接触したコロナウイルスのうち、70%を私がワクチンで受けていることで感染をストップすることができるなら、私は大切な家族にコロナを感染させてしまう可能性を70%下げられることだと思っています。
そして私に接触した相手もワクチンを受けていたら、私が対応できなかった30%のコロナウルスを、その人は倒すことができるかもしれない。そういう可能性がどんどん広がって、集団免疫というのはついていくのだと思います。そうです。それでも完璧ではありません。わかっています。
何事も完璧ではない。数%の不完全さを100%重視していくのか、不完全でないなりの改善を重視していくのか、人それぞれだと思います。そして、それは個人の選択で良いのだと思います。
ただ、それはあくまでも個人的意見として、自分自身の行動への反映で良いのではないかと思います。人に強要したり、意見が合わないからと言って攻撃や批判をしたり、そのような争い事がこれからは無くなってくれればいいのになと思います。
個人的意見に自信をもって、「私はこう決めたんだ」とちゃんと自分のためだけに芯を持った決断をできるためにも、まずは口コミ情報ではなく、医学的もしくは科学的データからの事実を知っていきましょう。
子宮頸がんワクチンについて副反応問題がまだまだ落ち着けない日本で、今回のコロナワクチンに対する不信感がワクチン全体に対する不信感に変わってしまうのではないかととても不安です。そして、他国ではほぼ撲滅された伝染病を繰り返す国になってしまうのではないかと心配に思います。
ワクチンだけではありません。性感染症や子宮頸がんに関する性教育もその理解も日本はとても遅れています。セックスをすることができるまで成長した子供たちが、自分達の性に関することをしっかりと決めていくために、正しい知識を持たせることはとても大切なことだと思っています。
性に関しての会話はタブーという時代はもう過ぎ去ったのです。だからと言って、7歳の子供にセックスについて話をするということではないのです。性教育とはセックスやペニスや妊娠の話だけではなく、自分の体を理解して清潔さや健康の大切さを学ぶことからの延長で、自分の体を大事にすること、相手の体を大事にすること、性的同意、それからの性行為についてや性病についてだと私は思っています。
まだ一緒にお風呂に入る時期に、「ほら、こういうところは汗やバイキンが溜まりやすいから、ちゃんときれいにしないと赤くなって痛くなっちゃうよ」ということの延長でいいと思うのです。「生理が始まるね、おりものってなんだか知ってる?おりもので女子の体の調子がわかる時もあるから、どんな感じなのか一緒に観察して自分のサイクルを知っておこうね。」とか、そういうこともとても大事なのです。
大人になって、セックスをするようになって、「あ、おりものがいつもの違う。」「なんかここの皮膚の様子が違う」と気がつけることが後々とても大切になってきます。まずは自分の体の基礎情報の認識が大切、そんなことからでいいのです、性教育って。
私は今年も、みんなが自分でちゃんと考えて決められるように、私がお伝えできる限りの正しい情報をどんどん発信していくことを頑張ります。特に、今年は性教育がもっとしやすい親御さんの環境づくり、子供が自分で決められる性の選択のための正しい知識を広めることを目指していきたいと思っています!
新年早々(でもないけど)長々と個人的私見を語ってしまいました。わたし的に2020年はいろいろな人がぶつかって、対立して、HATEが強くなった寂しい1年だったと思います。
2021年は、もっと仲良く優しく穏やかな一年になって欲しいなと心から思っています。
こんなアイラボですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。