コロナワクチン接種後の過ごし方について、不安を感じていますか?
私はありがたくも無事にコロナワクチン(ファイザー)の2回の接種が終わったので、これからワクチンを控えている皆さんに少しでも役に立てればと思い、私の体験談やコロナワクチン接種後の過ごし方などについてをシェアしたいと思います!
目次
コロナワクチン接種(ファイザー)1回目
病院勤務の主人は1月には接種していたので、その様子は目の当たりにしてみてきました。1回目は腕が痛くなる程度だと多くの人も言っていたけど、主人はかなりお疲れの模様。それもそのはず、彼は金曜日の朝6時半の出勤前に接種し、1日勤務して5時過ぎに帰ってきたときにはぐったりでした。それは仕方ない。その日はとにかく温かいものを食べさせて寝てもらいました。
その様子を見ていたので、私の1回目のコロナワクチンの接種は土曜日の午後に予約。
あいにくその日は生理の1日目。その月はPMSも酷く、前日から頭痛が辛いけどコロナワクチン前に痛み止めを飲むのはNGなので我慢。なんとか無事にワクチン接種を済ませ帰宅、そのままソファーでその日はダウン。でも、ワクチンの影響というよりは生理痛でのダウン。
夜寝る前にはもう我慢できない頭痛だったので、アセトアミノフェン服用。痛みが落ち着いたらワクチンによる身体への負担を感じ始め、即就寝。
コロナワクチンの接種後はとにかく体が頑張って抗体を作る作業をしているので無理はせず、休むに限ると思います。
次の日は主人が子供を見てくれたので、自然に起きるまでゆっくり寝たらもう回復。生理痛以外はワクチンを受けた腕が痛いくらいでした。
コロナワクチン接種(ファイザー)2回目
3週間後に同じく土曜日の午後に恐怖の2回目。
主人の2回目は1回目より辛そうで、週末を寝て過ごしていたのを見ていたし、その他の家族や友人も2回目の後はかなり辛そう。私もこの週末は予定を入れずに寝込む覚悟で食事の作り置きなどの準備も万端。
ワクチン2回目接種前夜、同じく2回目を翌日に受ける友達より「今、私が明日受けに行く場所からメールが来て、”ワクチンを受ける1時間前に500mL以上の水を飲んできてください。接種後の怠さや不調がかなり軽減されるようです。”だって!明日水飲んでから行って!!!」とナイスな情報をいただきました。
2回目接種当日、朝から息子の習い事など忙しい中、常にレモン白湯を持ち歩き水分補給を朝からたっぷり。午後の接種の時間までには2Lくらい飲んでいたかと。
無事に2回目の接種が終わりなぜか「気持ちで負けるか」という負けず嫌いの性格がこんな時に顔を出し、、、そのまま家族で買い物をしたりして、あえて何もなかったかのように午後を過ごしてみた。その間も、水は飲み続け無事夕飯もちゃんと作って食べることができました。
でも、夕飯中に家族の視線が気になる。
「何?」
『え、っていうか、大丈夫?顔真っ白だし、魂どっかにいってるよ?』
「え、全然大丈夫だよ?」
『横になったほうがいいんじゃない?』
家族があまりにもそういうので、じゃあお片付けはお願いしますと言って、ソファーに寝転んだが最後、体がギブアップしたみたい。もう動けない。。。。?いや、そうでもない。動かない、だめだ、と思うと体が重いけど、いやいや、そんなことないよ大丈夫、と思うとふっと体が軽くなる。あ、水飲もう。そんな感じでワクチン2回目接種当日が終わりました。
唯一寝る前に感じた不快感は、副鼻腔炎がものすごく悪化しているときのように、鼻の奥と喉の奥の乾燥、鼻の奥や目の下の骨あたりに副鼻腔炎のときのような局所的な熱のこもりと痛みを感じる、といった副鼻腔炎様の症状でした。とにかく水分を取ることでこの症状も楽になりました。
翌日、家族の親戚のお誕生日パーティがお庭であるということで、私は行かない予定だったけど結構元気だから私も行こう!なんなら私が運転するよ!くらいの元気さ。
でもお庭で陽のあたる中、ボーッとし始めると怠さを感じる。だめだ、お水!水を飲んで人と話し始めるとまたシャキッとする。帰ったらさすがにちょっと疲れたので、無理はせずお昼寝、その後はごろごろとソファーで体がしたいままにゆっくりのんびり過ごしました。
気の持ちようでコントロールできる程度の怠さと眠気で2日目も終わり。あ、でも、2日目の夜はなんとも寝付きが悪い。何が辛いということはないのだけどとにかく寝付けない。ふと眠りについても変な夢を見たり、すぐ目が覚めてしまったりと変な夜を過ごしました。
後日お友達に聞いたら、その子も、その子のご主人も同じような夜寝ているときの不快を感じたようです。副反応とまでは言わないけど、コロナワクチンによる体の反応が、何か安眠を妨げる状態にしていたのでしょうね。
コロナワクチン接種(ファイザー)2回目、3日目以降
2回目の接種後は腕も痛くならず、アセトアミノフェンも必要なく、かなり軽度の倦怠感と眠気だけで済んでしまった私。眠さや怠さも、ワクチンのせいか、昨夜よく眠れなかったからかわからない感じ。
本当に本物のワクチン打ってもらったのかなぁとまで心配になる程、軽度の副反応。数ヶ月前に受けたTDaPの方がよっぽども接種後に熱が出たり辛かったなぁ。
そんなことを感じながらの3日目以降。特にこれと言った副反応はないものの、だるいなぁ、疲れたなぁ、眠いなぁという感覚がだらだらと1週間くらいは続いた気がする。そういう時は無理せずに横になったり、昼寝したり。
とにかく体がいつも以上頑張ってくれていることを理解し、認識し、そっちにエネルギーを使ってもらえるようにエナジーセーブモード。でも、日常生活や仕事に支障をきたすレベルでは全然ない。正直、毎月の生理やPMSの方がダウンする。
そんな感じで今は2回目接種後2週間が経ち、コロナワクチンの2回接種は無事に完了しました。
コロナワクチン接種後の過ごし方のまとめ
コロナワクチン接種後の過ごし方について不安も多くあると思います。
コロナワクチンだけでなくワクチンは体内に異物を入れて反応させ、抗体を作るのが目的。だから、免疫反応が急激にフルパワーで稼働するので、多少の怠やさ熱、痛み、腫れは想定内。体の免疫機能がちゃんと機能している証拠です。そこは不安に思わなくていいところです。
私が2回の接種を終えて感じたことは、接種後に体をいたわり、無理しないで休めることも大事だけど、接種前からのケアも大切だなと思いました。
コロナワクチン接種前にすべきこと
水分補給!
とにかく水分摂取をしっかりとして、体が脱水状態ではない状態で臨みましょう。直前にだけ飲むよりも、前日や当日の朝からしっかりと水分補給をして体の隅々まで潤しておきましょう。
甘いものやカフェインの含まれているものは水分補給には効果があまりないので、白湯や経口補水液がおすすめです。私はレモン白湯にしました。
アセトアミノフェンの準備
ワクチン接種後にあまりにも痛みが強い場合はアセトアミノフェンのみの鎮痛剤の使用はOKです、とワクチン接種の予約時に説明がありました。接種後に辛くなってしまった時に服用できるように前もってアセトアミノフェンのみの鎮痛剤を用意しておきましょう。
ただし、ワクチンを受ける前に服用してしまうと、ワクチンによる免疫反応に影響がある可能性があるようなので、ワクチン接種前に予防的に服用するのはNGです。*
食事や家事の準備
ワクチン接種後の疲労感や発熱、腕の痛みなどに備えて、特にお母さんは食事の準備などをしておくことをお勧めします。作り置きや、自分が手を加えなくても家族が食事ができるように準備しておくといいですね。こんな時はテイクアウトだ!と割り切るのもよし!
家族と”万が一ママが辛くなっちゃって動けない時計画!”を作っておくといいですね。うちの家族は私が結局元気だったため、張り切っていたのに計画を実行できずに、ある意味がっかりしていたみたいです(笑)。
ワクチンによってなぜ具合が悪くなるのかを理解する
私、これがとても大切なことだと思うのです。ワクチンによって体が抗体を作る過程や仕組みを理解すると、それなりに反応が出るのは当然のことだというのがわかります。そして、どこまでが想定内で、どこからが想定外の反応かということをしっかりと理解し、把握しているだけで接種後の不調の受け止め方が変わってくると思います。
先ほども触れましたが、ワクチンは体内にその病原体(抗原)を入れることによって免疫反応を人工的に起こさせ、抗体を作らせることが目的です。その抗体があることによって次に同じ抗原が体内に入ってきた時に瞬時に攻撃できる体制を作ることができるのです。抗体があり、早期に体が戦闘態勢に入れることによって、重症化を防いでくれるのです。
ワクチン接種後の体はその予行練習。本番同様に本気で戦います。普段は使わないレベルの炎症を起こし、エネルギー消費をします。だから、辛い、だるい、発熱、そんな症状が出るのです。
そしてワクチンを注入したその場所が戦場です。その腕の中で戦いが起こっているので、その付近の組織は炎症を起こし、熱を持ち、痛みを感じるのです。そしてその付近のリンパ節も腫れるのです。
この程度の”副反応”は当然の反応で、想定内。体の免疫が頑張ってくれてるんだ、と思えば怖くないですよね。どの程度が想定内の反応か、接種前にしっかりと理解しておくことが大切ですね。
コロナワクチン接種後の過ごし方
水分補給!
コロナワクチン接種後もとにかく水分補給を続けましょう。免疫反応により体に炎症が起き、体は軽い発熱状態に。いつもよりも脱水しやすくなるのでしっかりと水分補給をしましょう。
水分をしっかりととることで、反応によってできた老廃物も早く流し出せる気がしますよね。
とにかく体の声を聞いて休む
コロナワクチン接種後は体の中は戦闘状態。物凄いエネルギーを使っています。だから、体の声をしっかりと聞いて、無理せず余計なエネルギーを使わないようにいたわりましょう。
「次の日はお仕事はお休みする」くらいのつもりでいたら、心配せずにゆっくり休めますね。
ちなみに、うちの息子の学区の先生たちはある日曜日に急に一斉にワクチンが受けられることが決まりました。次の日は先生方も体調が辛いだろうと、急遽月曜日は学区全校休校になりました。国が、自治体が、会社が、それくらい理解のある行動をしてくれたら、とっても心強いですよね。
不安になりすぎない
コロナワクチンの接種前に想定内の反応は、不安になりすぎず過ごしましょう。最初の数日は、「あぁ、体、頑張って戦って抗体作ってくれてありがとうね。」とその反応を受け止められたら、気持ちも楽になりますね。想定外の反応や辛さが出た場合は、指示のあった医師や自治体に連絡をして指導を仰ぎましょう。
以上長くなってしまいましたが、私が実際にコロナワクチンを受けてみて感じたこと、コロナワクチン接種後の過ごし方についてまとめてみました。これからのコロナワクチンの接種を不安に思っている皆さんの役に立てたら幸いです。
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