検査士ダイヤリー
アイラボの細胞検査士たちの日々の想いを綴ったブログです。無料相談であった内容から病気の説明、思ったこと、いろいろつぶやいています。
加藤式自己擦過法器具がうまく入らない
加藤式自己擦過法器具がうまく入らない時の対処方法です。膝をついて少し足を広げた状態、もしくは片足をお風呂のふちやトイレシート、その他足台などにあげた状態で膣を覗き込むように前屈みになると、膣がリラックスし採取器具が入りやすい角度になります。また、深呼吸の吐く息と共にゆっくりとリラックスして入れてみると入りやすくなります。・・・
クラミジアで卵管癒着
クラミジアで卵管が癒着してしまうと、不妊症の原因となってしまうことがあります。クラミジアに感染した組織は炎症を起こし,卵管の細胞の毛が抜けてしまい細胞同士がくっついてしまったり、炎症によって傷ついてしまった細胞を修復する過程で細胞同士がくっついてしまうこともあります。これがクラミジアによる卵管の癒着です。・・・
風俗に行って不安
風俗に行って不安、分泌物やおりものがひどい、ニオイやかゆみ、ぶつぶつがあるなどの症状があるときは病院を受診しましょう。キス、フェラチオ、クンニで性器同士の接触がない行為は性病の心配がなさそうですが、実は性病は喉にも感染していることも。コンドームの利用は最初から正しい使い方をしましょう。素股でも性病は感染します。・・・
性病検査を受ける頻度
性病検査を受ける頻度というよりは、どのタイミングで受けるべきかが大切です。症状がある場合はすぐに受診しましょう。検査を受けるのにいいタイミングは行為があってから1週間後以降。パートナーが変わった時、普段しない相手としてしまった時には必ず検査をしておきましょう。理想はセックスをする前にお互い検査することです。・・・
男性にとっての子宮頸がん
男性にとっての子宮頸がんは『子宮頸がんは女性特有病で、男の俺には関係ない!』というイメージが強いです。でも、子宮頸がんの95%はHPVが原因となっていて、その子宮頸がんは自然発生するものではなく、HPVに感染したことが原因なのです。感染源はパートナーなのです。そう、それはあなたかも。HPVとてもありふれたウイルスです。・・・
魚臭いおりものが気になって産婦人科受診
魚くさいおりものが気になるようになって産婦人科に受診しても安心できない理由として、不安に思っていることを医師に伝えられなかった、聞けなかった、検査をしたけどなんの検査をしたのかわからない、大丈夫と言われた、何もないと言われたけど症状が続いている気がする、などが。不安なことは受診前にリストアップして準備をしましょう。・・・
乳がん検診
乳がん検診を最後に受けたのはいつですか?パンデミックが続く中、検診をついつい後回しにしていませんか?最後に受けた乳がん検診がコロナ前であるなら、もう2年が経ってしまいます。乳がん検診を受けましょう。乳がん検診は、マンモグラフィーも超音波検査も、そしてセルフ触診も生理の後の胸の張りが少ない時期が一番効果的です。・・・
無料相談:おりものに悩んでいる私はどの検査キット?
おりものやニオイ、痒みに悩む女性のために最適な検査キットを選ぶためにまず一番大切なのが『セックスをしたか』です。セックスをしたのであれば性感染症の可能性も除外する必要し、していないのであればクラミジアや淋病といった性感染症に感染している可能性はほぼないからです。その次は、『ここ数年以内に子宮頸がん検査を受けましたか?』・・・
年末年始のお知らせ
本年もアイラボをご愛顧いただきまして、本当にありがとうございました。 今年もあと残すところ2週間になってしまいました。年末年始のお知らせをさせていただきます。 2021年12月30日〜新年1月3日は年末年始の休暇とさせて・・・
ガルドネラ菌
ガルドネラ菌は膣の常在菌として誰の膣にも普段から存在している菌です。身体が元気で膣内フローラのバランスが取れている時は善玉菌の乳酸菌などに抑制されて、静かに存在しています。頑張りすぎて体調を崩したり、膣内フローラのバランスが乱れたりすると急激に増殖してしまいます。ガルドネラ菌は魚やイカ臭いおりものの原因にも。・・・
淋病検査キット
淋病検査キットで淋病やクラミジアの検査は病院に行かなくても自宅で簡単にできます。性感染症が不安、と思ったらまずは自宅から始める簡単検査でその不安を取り除く第一歩を踏み出しましょう。淋病の症状はクラミジアなどのその他の感染症の症状によく似ています。また、性病は性器だけではなくオーラルセックスによりのどにも感染します。・・・
ベセスダ分類
ベセスダ分類とは、子宮頸がん細胞診検査の検査結果報告の分類で、細胞診断と治療基準のガイドラインです。これは、世界共通のガイドラインで、どこの国でも臨床医が迷うことなく同じ基準の診断と治療ができるようにという目的で作られま・・・
子宮頸がんはやり過ぎの人がなる病気
子宮頸がんはやり過ぎの人がなる病気、そんな勘違いをしていませんか? 子宮頸がんはハイリスク型のHPVというウイルスの感染が長く膣や子宮の入り口付近で続くことによって起こります。つまり、たった一度しかセックスをしたことがな・・・
赤ちゃんの梅毒感染
赤ちゃんの梅毒感染は妊娠中のお母さんに梅毒感染があるとお腹の中にいる赤ちゃんにも感染してしまい、未治療のままだと早産や流産、死産、そして斑点や目や耳の障害などといった症状を持って生まれてきてしまいます。先天梅毒はお母さんが感染している場合は妊娠中に抗生物質の治療を受けることで予防することができます。・・・
ASC-USは治る?
ASC-USは治る病気なのでしょうか?子宮頸がん検診で『要精密検査』となる診断の一つにASC-US(アスカス)があります。ASC-USはHPV感染が確実にあるとも言えないくらいの状態ですので、子宮頸がんではありません。ASC-USがHPV感染だとしても、免疫力で自然に治ることもあり、再検査する理由はHPVの感染の有無を確認するためです。・・・
子宮頸がん検診でひっかかる確率
子宮頸がん検診でひっかかる確率は、2.27%、つまり1万人子宮頸がん検査を受けた人がいたら、そのうち227人。そしてそのうち2.8人に子宮頸がんが見つかっています。”子宮頸がん検診でひっかかる”というのは、精密検査の必要があることで必ずしも子宮頸がんがあるとは限りません。前がん病変、もしくはHPV感染の場合の方が多いでしょう。・・・
性病による喉の痛み
性病による喉の痛み気になっていますか?喉に感染する性病の多くはクラミジアと淋病です。相手の性器に感染があった場合オーラルセックスによって喉に感染します。稀に、マイコプラズマやウレアプラズマの感染も確認されます。感染した性病がうまく定着し繁殖を始めると、喉に炎症を起こし「喉の痛み」「イガイガする」などの症状が出始めます。・・・
おりものの匂い
おりものの匂いは膣の環境によって変わってきます。膣内フローラという膣内環境を保つ常在菌のバランスを健康に保つことで、膣の中をきれいに保とうとするのが『膣の自浄作用』です。膣の環境が悪い場合、おりものの匂いが強くなり、腐った魚やイカの様な匂いになってきます。細菌性膣症とともに、クラミジアや淋病が潜んでいる場合もあります。・・・
男性の性病症状チェック
男性の性病症状チェック、ちゃんとしてますか?男性の淋病は割とわかりやすい症状がありますが、クラミジアやマイコプラズマ、ウレアプラズマはちょっとした違和感や分泌物程度で気がつかないことも多くあります。正常な状態を把握していつも気にかけてチェックしておくことで、ちょっとした違いや違和感に気がつけるようになります。のどの場合、淋病を含め軽度の喉の痛みや腫れがあるかないかで、ほとんどわからないような症状です。・・・