検査士ダイヤリー
アイラボの細胞検査士たちの日々の想いを綴ったブログです。無料相談であった内容から病気の説明、思ったこと、いろいろつぶやいています。
性病が心配、男性は何科?
性病が心配、男性は何科?女性は産婦人科に行けばほとんどの性病の不安は解決できますが男性は泌尿器科、耳鼻科、皮膚科、性感染症内科という選択肢があります。不安な症状がある部位によって適切な科を診察するか、性感染症ないかで総合的にみてもらいましょう。性感染症は自然治癒することはなく、治療が必要です。・・・
男性のHPVとがん
子宮がない男性にとってHPV感染は関係ないと思われがちですが、実はHPV感染は男性にもがんの危険があります。HPVは子宮頸がんだけでなく、陰茎がん、肛門がん、中咽頭癌の原因になることもあります。持続感染はがんの始まり。持続感染がないことを確認するために定期的に検査をして確認しましょう。・・・
性行為後のおりもの
性行為後のおりもの はわずらわしいだけでなく、性病なのではないかという不安のもとになります。セックスによって膣の中に雑菌や精液などの『異物』が入るので、それを押し出そうとするのが原因であることがほとんどですが、細菌感染や性病が潜んでいることも。においや色などでは判断ができないことも多いので、続く時は検査をしましょう。・・・
年末年始のお知らせ
本年もアイラボをご愛顧いただきまして、本当にありがとうございました。 今年もあと残すところ2週間と少しになってしまいました。年末年始のお知らせをさせていただきます。 2022年12月29日〜新年1月3日は年末年始の休暇と・・・
膣の中がニオう、イカ臭い!
膣の中がニオう、イカ臭い!それは性病の可能性もあるけど、ガルドネラ菌の繁殖による一過性の膣炎がほとんど。慢性化すると細菌性膣炎になって治療が必要になることもあるけど、大抵は体調管理、免疫力アップで自然治癒できます。焦らずじっくりと、体にいい食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけてゆっくりしっかり根本から治しましょう。・・・
心当たりのないクラミジア
心当たりのないクラミジアは相手の浮気だけが原因ではありません。クラミジアは症状が分かりにくかったり、全く症状がない場合があり気が付かないうちに感染したり、感染させてしまいます。浮気ではなく元彼や元カノから感染した場合も。クラミジアは自然発生しません。クラミジアは目に感染してクラミジア性結膜炎を起こします。・・・
喉のクラミジアの症状
喉のクラミジアの症状は風邪やアレルギーかなと思う程度の喉のイガイガ感や無症状のことも多く、まさか喉の性病があるとはなかなか気がつくことができません。クラミジアは自然治癒をすることはないので、定期的に検査をして無症状のクラミジアに感染していないかチェックして、感染拡大予防、慢性化予防をしましょう。・・・
硬化性苔癬と外陰がん
硬化性苔癬と外陰がん のブログです。硬化性苔癬(こうかせいたいせん)は、外陰部の希少難病皮膚疾患で外陰がんになる可能性があるので、診断をされたら必ず治療とフォローアップをしていく必要のある疾患です。硬化性苔癬の症状は激しい痒みと痛み、外陰部の肌の亀裂や白色化です。原因は明確ではないものの遺伝性疾患であるとされています。・・・
9価HPVワクチンが定期接種に
4価HPVワクチンが公費で受けられますが、厚生労働省によると来年の春からも9価HPVワクチンが公費で受けられるようになるようです。4価HPVワクチンと9価HPVワクチンは入っているHPVタイプの数の違いであり、9価HPVワクチンは海外では2回接種が主流。現段階では日本での接種開始年齢の関係で3回接種。・・・
梅毒感染者数が2年連続で過去最多
梅毒感染者数が2年連続で過去最多であるという発表が東京都感染症情報センターからの発表がありました。東京都感染情報センターはこちらから。 梅毒は性感染症(性病)の一つで、梅毒トレポネーマという細菌が感染することで起きる感染・・・
クラミジアの症状
クラミジアの症状は約半数の男性が、7割以上の女性がほぼ無症状とされています。男性の症状は尿道の痒みや違和感、膿などの分泌物が出る、女性の症状はおりものが増える、においがキツくなるなど、のどでは少しイガイガする程度で、症状だけで診断できるようなわかりやすい症状はありません。・・・
性病の種類
性病の種類とは、それぞれの性病を起こす病原体の種類のことを言います。性病の原因はウイルス感染、細菌感染、寄生虫など様々で、それぞれ感染部位や症状、治療が違うので、性病が不安になったらまずどの種類の性病に感染しているのかを確認することが大切です。・・・
子宮頸がんワクチン接種を自費で受けた方へ費用助成
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が国に推奨されていなかった時期に公費で接種を受けられずに自費で受けた女性に、その費用を返金助成する自治体がどんどん増えています。キャッチアップ接種は公費で受けられなかったためにワクチンを受けられなかった人のため、この助成金は公費で受けられなかったために自費で接種した女性が対象です。・・・
自己採取HPV検査を受けるタイミング
自己採取HPV検査を受けるタイミングについての論文のご紹介。自己採取でHPV検査を受ける場合は生理が終わってしばらく経った増殖期後半、つまり排卵の時期くらいが一番効果的。生理後は細胞が流されてしまっている可能性があります。子宮頸がん検診を受けるのに抵抗がある女性はまずは自宅で簡単に始める自己採取HPV検査から。・・・
“男性の子宮頸がんワクチン接種”助成、青森平川市で全国初
青森県平川市で全国初の男性HPVワクチンの助成制度の準備が始まりました。HPV感染は子宮頸がんだけでなく、肛門がんや中咽頭がんにも関係しているため、HPVワクチンは女性を子宮頸がんから守るだけでなく、男性にも有効。控除を受けられない自費接種だと5−6万円ほどかかってしまいます。海外では男女ともに無料。・・・
子宮頸がんの死亡率
子宮頸がんの死亡率は日本では人口10万人に対して4.6人。年間約3,000人、毎日約9人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。子宮頸がんの5年生存率は早期発見で95%以上なのに対し、転移がある状態だと22%に減少。子宮頸がんの早期発見は2年に一度の細胞診検査が効果的。・・・
ガルドネラ菌急増注意!ムレの時期のフェミニンケア
デリケートゾーンのムレでガルドネラ菌が急増して、おりものやにおいの原因に。ガルドネラ菌は悪玉菌の常在菌。疲労やストレスで増えます。予防は清潔に保ちコットンの下着や乳酸菌の摂取など。ガルドネラ菌の繁殖は膣内フローラチェックで。・・・
『婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい』
『婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい』時は内診スキップも可能?内診をするメリットは安心できるから。診察台のカーテンが余計不安に?婦人科受診のハードルを下げるコツはここから。郵送検査からはいめるという選択もあり。・・・
子宮頸がん検査と子宮体がん検査のちがい
子宮頸がんと子宮体がん検査のちがいは子宮の場所の違いです。一般的に生理があるうちは子宮頸がん検査、閉経後には子宮体がん検査。不正出血などの症状がある場合は生理がある女性でも子宮体がん検査を受ける場合があります。・・・