淋菌(淋病)

淋病ってどんな病気?

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淋菌感染症(淋病)は、淋菌の感染で起こる病気で、主に男性の尿道炎、女性の子宮頸管炎を起こします。
放置すると体の奥に向かって感染が広がり、男性では精巣上体炎、女性では卵管炎、腹膜炎、肝周囲炎を起こします。
オーラルセックスによって咽頭(のど)への感染が増加していますが、自覚症状が全くないため、知らないうちにうつしていることが多いでしょう。

男性の淋菌(淋病)の症状

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  • 排尿時の激痛
  • 尿道からあふれんばかりの膿
  • のどに感染しても症状はない

男性の場合は自覚症状がはっきりしていて、尿道炎による激しい排尿痛を訴えます。 しかし、のどに感染した場合には症状が少なく、検査によって初めて判明するケースもあります。

感染してから数日から1週間以内に激しい排尿時の痛みを感じ、尿道から膿(うみ)が出てくるのが特徴です。尿道炎を起こす性感染症にはクラミジアやマイコプラズマなどありますが、症状は最も激しいのが男性の淋病です。治療しないで放置すると精巣上体炎を起こし、陰嚢は大きくなり痛みを伴い時には歩行困難になることもある。のどに感染してもほとんど症状は出ません。

▼男性の症状についてもっと詳しくみる

淋菌はとても弱い菌ですが、キスやクンニでのどにも感染します。しかし、口やのどには常在菌として非病原性ナイセリアが住み着いています。淋菌の正式な名前はNeisseria Gonorrhoeae (ナイセリア ゴノレア)といいますが、淋菌は仲間が住み着いているところではあまり悪さをしませんので、感染していることに気が付きません。  一方、口のすぐそばにある目にはそのような菌は住んでいませんので、淋菌が目に入ると極めて悲惨な状態になります。ある夏の暑い日、緊急で目の検査をして欲しいという男性が現れました。ワイシャツの前の部分に大量の膿が付着し、哀れな姿でした。結果は淋菌。日曜日であったため救急で受診させました。失明の恐れもあるからです。のどに感染しても症状は出ません。

女性の淋菌(淋病)の症状

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  • おりものが増える
  • 不正出血
  • のどに感染しても症状はない

男性に比べると症状は乏しく、全く症状がないこともあります。
従って、いつ感染したのかわからないこともあり、検査によって初めて判明するケースもあります。
自覚症状で最も多いのがオリモノの増加で、とくに生理ではない時に出血することがあります。また、外陰部、尿道、バルトリン腺へ炎症が広がると腫れや強い痛みを感じることもあります。症状が似ているため、クラミジア、トリコモナス、マイコプラズマやウレアプラズマとの鑑別が必要になります。
のどに感染しても症状はありません。

▼女性の症状についてもっと詳しくみる

クラミジア感染と同じように、膣→子宮→卵管→腹腔へと感染が広がり、肝臓の周囲にまで達して肝周囲炎を引き起こす。淋菌の拡散に伴って、おりものの異常、性交時出血、下腹部痛、右上腹部痛などの症状が現れ、ひどい時には救急車で運ばれる事態もなります。

うつる原因

「口と口」「口と性器」「性器と性器」が触れ合う性行為やオーラルセックスによって感染しますが、1 回の行為で感染する割合は約30%と、感染力が高い菌です。
クラミジアと同じように咽頭(のど)にも感染するためオーラルセックスによる咽頭への感染にも注意が必要です。
自家接種という言葉がありますが、自分の性器に感染している菌に何気なく触れ、触れた手で目を擦ることで淋菌性結膜炎を引き起こし、大変悲惨です。
淋菌はとても弱い菌ですので、性行為以外の感染はまれですが、家族内感染が見られたケースもあります。淋菌に感染している母親と一緒に入浴した女児の感染例ですが、母親のおりものが洗い場を汚染し、女児がそこに座る事で感染したものと思われます。

検査

症状が出るまでに数日から1週間ほどありますので、症状がある場合はその時点で、症状がない場合は1週間経ってから検査しましょう。特に、キスやフェラで“のど”の感染が心配な方は、心配な行為から1週間経って検査しましょう。
検査の方法は遺伝子検査が主で、日本ではPCR法とSDA法が広く普及しています。これらの方法は極めて感度が高く綿棒採取検体、尿、うがい液などで調べます。尿道炎や膿などの症状がある場合、原因になる菌は大量に存在するため、いずれの方法でも検出することができます。しかし症状が乏しいケースや全くない時は、検体の採取は慎重に行われなくてはなりません。特に最も簡単な尿で調べる場合は、採取までに2時間以上排尿していない事、出始めの尿(初尿)を採取することが極めて重要です。多く採ればよいのではなく、出始めの尿が最も菌の量が多いのです。それを薄めれば薄まるほど検出感度は下がります。

※「看護師さんに中間尿(尿道の検査ではなく膀胱の検査)を採って下さいと言われました。」「コップ半分(菌が薄まってしまいます)ぐらいまで採って下さい。」等々、未だにこのような事が起こっています。

病院に行く場合

明らかな症状がある場合は病院を受診しましょう。
男性は泌尿器科/性病科女性は婦人科/泌尿器科/性病科で診察を受けましょう。
検査を検査所に依頼するクリニックでは、1週間後の来院を告げ、なにがしかの抗生物質が処方されることが多いようです。

※症状がないか弱い場合、検査で原因をはっきりさせてから受診することで最初から適切な治療が開始できます。

まず自分で検査したい方

characterはっきりした症状はないが心配、病院に行くのが恥ずかしい、時間がないという方は郵送検査キットが便利です。プライバシーを守りながら自分で、自宅で、簡単にできる性病検査です。
郵送検査3条件(①ちゃんと採取できているか? ②炎症があるかどうか診てくれるか? ③検査後の相談にのってくれるか? を明記した検査キットを選びましょう。

アイラボだからできる!あなたが選ぶ解決法

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今すぐ自分で検査をして、その結果を見ながらアイラボの検査士と相談ができるスターターキットです。

検査結果を見ても心配が残る方はアイラボの検査士に「した行為」「心配していること」などを相談することでモヤモヤを解消できます。
検査結果が出る前でも後でも、何か分からないことや不安なことがあれば、遠慮せずに気軽に無料相談をご利用下さい。

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【男性用】
性器と咽頭の状態(炎症の有無や他の感染症の有無)を観察し、同時に淋菌とクラミジアの感染をチェックするキットです。
【女性用】
膣内の状況を総合的に顕微鏡で観察し、同時に淋菌、クラミジア、トリコモナス、細菌性膣症、カンジダの感染を調べるキットです。
アイラボの知識と経験を最大限に生かした経済的な検査キットです。

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相談は恥ずかしい。
でも自分でしっかり検査をしたい方のための検査です。

性行為後に考えられる病気をフルにカバーできるプレミアム検査キットです。もちろん検査で悩みが解消されないときの無料相談もついておりますので安心です。
【注意】HIVと梅毒の検査については、抗体価が上昇するまでに個人差がありますので、おおむね1ヵ月以上経過した時点(早く知りたい時)と3ヵ月後に検査を受けましょう。

治療

淋病は投薬によって完治しますが、淋病の原因となる薬剤耐性淋菌の場合には完治までに時間がかかることもあります。 淋病はクラミジアとの同時感染が多いのも特徴ですが、治療薬が異なるため、それぞれの検査、治療が必要です。また、パートナーと同時に検査・治療が必要なのはクラミジアの場合と同様です。特に淋病の場合、薬剤耐性の問題があるので再感染には細心の注意を払う必要があります。 淋病の治療は薬剤耐性淋菌の問題が極めて深刻で、淋菌性尿道炎や淋菌性子宮頸管炎の治療は、第一選択としてロセフィン静注 1.0g単回投与が推奨されています。詳しくは、日本性感染症学 性感染症 診断・治療ガイドライン2016をご覧下さい。

治療の後は完治確認検査キットでちゃんと治っていることを確認しましょう。

▼淋病についてもっと詳しくみる

薬剤耐性淋菌の特徴と困難な治療

淋菌は、他の性感染症と異なり、耐性菌が出現しやすいのです。一度の治療で完全に菌を死滅させなければ、再発しさらに強い耐性を獲得してしまうのです。 抗生物質を投与すると症状は急速に改善しますが、その段階では完治していません。決められた期間薬をのみ続けることと、完治確認試験を受けることが大切です。

薬剤耐性を獲得しやすい訳

口の中には淋菌の仲間(毒性のないナイセリア)がいますが、これらの菌は風邪や扁桃腺炎などで処方された抗生物質に日頃鍛えられています。鍛えられた毒性のないナイセリアがオーラルセックスで女性の膣内に入り込んでいるところに淋菌が感染すると、毒性のないナイセリアから淋菌に耐性遺伝子(抵抗力)を与えてしまうとも考えられています。 咽頭の淋菌は、性器よりも完治し難いといわれています。完治しているかどうか確認する事が大切です。

淋病の完治確認用キット

淋菌感染症(淋病)の傾向

2004年に報告された感染症報告数

以下は、(感染症発生動向調査より作成)を年齢別にグラフに表したものです。

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淋菌もクラミジアと同様に性交開始年齢の10代後半から20代で急激に伸びています。 男性の場合は症状がはっきりしているために感染に気がつきやすいのが特徴です。

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子宮頸がん細菌性膣症カンジダ尿道炎咽頭炎膣炎は厳密には性感染症ではありません。

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