検査士ダイヤリー

クラミジアは性器に比べ咽頭は感染し難い?

12月3日、東京 都市センターホテルで、

日本感染症学会第24回学術集会があった。

検査課長の熊谷朋子氏が、

咽頭クラミジアの検出率を上げる為、にうがい液について発表した。

この研究をしたきっかけは、

性器では、淋菌に比べてクラミジアの検出率が高いのですが、

咽頭では逆で、淋菌に比べてクラミジアの検出率が著しく低い・・・。

性器との逆転現象を解明するためであった。

しかし、うがい液と綿棒(スワブ)で比較すると、

淋菌とクラミジアの検出率が高くなるが、

クラミジアの検出率は依然として低かったのです。

この結果は、採取方法が原因ではなく、

咽頭は女性性器に比べると感染し難いことが分かった。

 

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この画像は、子宮の入口でクラミジアが感染する様子を書いたものです。

ピンクで示した膣の組織(重層扁平上皮)細胞にはめったに感染しない。

最も感染しやすいのは扁平上皮化生「元気な細胞で、防御作用無し」を起こしている細胞です。

その次に、円柱上皮細胞「表面にも防御作用あり」です。

 

咽頭は膣と同じ重層扁平上皮で覆われています。

従って、性器より感染は少ないと考えられ、

性器と咽頭の逆転現象は当然のこと・・・と判明した。

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これが、扁平上皮化生細胞の中でクラミジアが増えているところです。

星雲状封入体(Nebular inclusion)といいます。

 

アイラボ 所長 椎名義雄

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