検査士ダイヤリー

細菌性膣症って?

細菌性膣症 という病気(というより状態)

アメリカなどでは、シフトと言います。

シフト(shift)の意味を調べると、

移動する

とか

転じる(変わる)

という意味があるようです。

 

膣の中には乳酸菌の仲間が住み着いています。

この乳酸菌を、婦人科の用語としては、デーデルライン桿菌と言います。

何らかの原因で、

デーデルライン桿菌がいなくなって、

その代わりに膣ガルドネラ菌という細菌が膣の中を支配してしまう病気(状態)です。

ですから、デーデルライン桿菌→膣ガルドネラ菌

シフトしたと表現するのでしょうね。

 

細菌性膣症には関してはもう何度も投稿していますが、

私が、この病気の事に関した研究をするまでは、

日本の婦人科医はあまり耳にした病気ではなかったようです。

日本臨床細胞学会で発表した時、ある有名な婦人科医がこの様に質問しました。

進行した子宮頸癌の患者は、

下着を脱いで、診察台に上がる前から 「ウム? 臭う」・・・癌か?と思うけど、

診察台に上ってから「ウム? 臭う」・・・・それが細菌性膣症ですか?

という質問でした。

私の回答は、「それは調べて見なければわかりません。」でした。

 

私が細菌性膣症の研究を始めたきっかけは、

ある婦人科の女医さんとの出会いでした。

その女医さん。

検査の依頼書に、

におい(+)

におい(++)

・・・といった具合に、

診察時に感じたことは、検査依頼書にそのことを記載するよう、

お父さん(婦人科医)から言われているのでその通りにしていたまでのこと、

特段の考えがあったわけでは無い・・・とのことでした。

でも、女医さんが におい(+)と書かれた人の何と90%以上の人に、

このような細胞が見られたのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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(写真中央のやや紫色をした細胞)

本来は、右側の細胞のようにピンク色の細胞なのに、

小さな細菌が細胞の周りに群がっているので、紫色に見えるのです。

この紫色に見える細菌こそ、膣ガルドネラ菌なのです。

 

私達が、毎日子宮がん検査を行っていますが、

以前の研究では、若者の約13%の人が細菌性膣症が疑われるのです。

 

何が問題か・・・と言えば、 臭い です。

専門用語では、魚臭帯下(=魚の臭いがするオリモノ)

オリモノ(帯下)は、灰白色が典型的なもの、

白っぽかったり、

少し黄色味がかっていることもあるので、

調べないと正確なところは、お医者さんでもわからないのです。

その他の症状としては、 若干痒みが出る人もいるようです。

 

臭う病気ですので、

パートナーにとっては、色々悩む原因になります。

これって、

性病?

体臭?

性病だったらヤバイな?

体臭だったら一生この臭いと付き合うの?・・・チョットたまんないな?

でも、多くの男性は、「お前、臭うよ」・・・とは言えないもんです。

すると、黙っていなくなる・・・こともあるかも知れません。

 

臭いは男性にとっって大変興味のあるところ、

以前ご紹介した様に、

私の上司に、臭いの研究をしていると言ったら、

そんな男の楽しみをなくすような研究はやめろ!

と言われた事もあるほどです。

 

長年連れ添ったご夫婦の体験、

「先生(私)が癌になると臭いが強くなるよ」・・・と言っていたけど、

お前、最近臭いよ、今度、癌の検診を受けてみなよ!・・・と旦那さん。

その結果は初期浸潤癌

旦那さんの一言が奥さんを救いました。

以前、ご夫婦と飲んだ事があり、その時に臭いの話しをしたようです。

 

横道にそれましたが、

臭いは臭いでも、

素敵な臭いと嫌な臭いは大違い!

いつも素敵な貴女でいて頂く為に私はこの会社を始めました。

 

アイラボ所長  椎名義雄

 

大変な事を忘れました。

膣内の乳酸菌を大切に! 

膣洗浄は大切なデーデルライン桿菌を洗い流してしまいます。

 

 

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