検査士ダイヤリー

子宮頸がん検診に関するアンケート調査

 いつも書いている事ですが、

子宮頸がん検診の受診率は、日本は先進国の中で最も低いのです。

そのため国は、20,25,30,35,40歳の女性に無料クーポンを配布し、

受診率を高める政策を実施しています。

無料にすれば本当に受診率は上がるのでしょうか?

2009年度、ある市の実績を見ると、

20歳の対象者3,779名に配布し、受診した人は150名 3.94%

25歳の対象者3,379名に配布し、受診した人は311名、9.20%

35歳の対象者3,470名に配布し、受診した人は495名、14.27%です。

その後、若干の上昇は見られているようですが、

お金を出せば!

ただにすれば!

と言うのは安易な考えではないでしょうか?

そこで、

私達は、

働く女性の子宮頸がん検診に関するアンケート調査を行ってみました。

まだ多くはないのですが、その一部の途中経過をお知らせ致します。

「どのような環境であったら検診を受けますか?」との質問に対し、

回答の多かった順は

①行ってすぐ検査できるなら、

②女性医師なら、

③悩みを聞いてくれるなら、

④自己採取なら、

でした。

①~③に関しては、医療全体の問題であり、国や検診に携わる医療機関の問題ですが、

結局のところ医療側が考える、医療側の都合が良い検診スタイルが受け入れられていないことに気付くべきではないでしょうか。

 

④に関すしては検査を提供する我々が関与できる問題です。

私達は、

女性に優しい検診のあり方を追求し、

自己採取法での精度向上を目指しています。

子宮頸がん検診の精度向上には3つの柱があります。

① 採取方法 (適切な検体を採取する)

② 標本作製法 (観察しやすい適切な標本を作製する)

③ 観察する人の姿勢

このどれもが最適な条件であった初めて高い精度が提供できるのです。

採取方法がよければ・・・?

決してそうではありません。

適切に採取できる器具である事は最低条件なのです。

いくら良い器具で採取しても、

②が適切でなければ何の意味もありません。

①②が最適であっても、

③観察が最適でなければ精度は守れません。

私達は、毎日毎日こんな事を考えて仕事をしています。

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