検査士ダイヤリー

クラミジアの星雲状封入体発見まで(武田 敏先生)①

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  武田 敏 先生
元千葉大学教育学部教授(性教育)

現千葉大学名誉教授

医学の道に入って2人目の恩師(最初の恩師は杏林学園時代の勝目卓朗教授)

 

(出会い)

 

 1971年、春、千葉県で第1回サイトスクリーナー研究部会が国立千葉病院で開催された。日本でも本格的に子宮頸がん検診が始まろうとしていた頃です。

武田先生が講師でした。60名位の臨床検査技師が県内から集まっていました。

講演が終わると、10名ほどの受講者が先生を取り囲み、私のような田舎者は到底近寄ることができませんでした。

 その次に行われたのが、社会保険船橋中央病院でした。参加者はぐっと減りましたので、そこで初めて先生にご挨拶をしました。 

「今度千葉大に遊びに来なさい」と言うのが最初の言葉でした。

 

 5月ごろ、初めて千葉大学産婦人科研究室を訪問しました。先ずは婦人科細胞診の勉強を始めることになりました。大学に勤務している人、近くの対がん協会に務める人など数人も一緒でした。

 

 6月、大阪で開催された学会に誘われ、初めて学会と言う場所を経験しました。

その帰りの新幹線で「学会はどうでしたか?」「今度椎名さんも発表してみませんか?」・・・と言う話がありました。矢継ぎ早に、「どんな研究をしたいですか?」ときました。

 

 かなり緊張していましたが、迷うことなく「酵素組織化学を細胞診に応用したい」と答えました。細胞診では単にグリーンに染まる細胞質でも、その中には膨大な情報が含まれているのではないかと考えたのです。もっと言えば、正常の細胞は何も染まらないのに、がん細胞だけが赤く染まったら、すごい! と考えていたからです。

 

 それからというもの、毎週日曜日は武田先生と過ごすことになり、初めての学会は関東甲信衛生検査技師会のシンポジウム「細胞診における酵素組織化学的染色法の応用(第1報)に決まりました。そしてこの年の11月7日(結婚式の1週間後)松本市の学会場におりました。

 

 そして12月、日本臨床細胞学会主催の細胞検査士試験に合格したのです。

あっという間の一年。最高の1年でしたが、これからが武田 敏先生との長い長い師弟関係が続きます。

 

次回に続く

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