検査士ダイヤリー

子宮頸がん検査 結果報告書に関する問い合わせ

子宮頸がん検診の受診率が一向に上がらない我が国において、自宅で好きな時に採取できる自己採取法は、大変便利な方法です。しかし、採取器具の選択、標本作製法及び観察方法によっては著しく精度の低い方法であることも事実です。また、細胞が採取される部位は、子宮膣部と言って膣内に露出している部分に限られるため、それよりも奥に発生する子宮頸部腺がんや子宮体がんに関する精度は低下する欠点があります。

私達は、自己採取法で子宮頸がん検査を受ける方に対しても、可能な限りそれら欠点を補う努力が必要であると考えています。今回、その一つが受診者の方の目に止まってのお問合せでした。

 

「年齢の割にホルモン活性がやや高いようです」

ご相談のやり取りを簡潔にご紹介致します。

(受診者)この「年齢の割にホルモンの活性がやや高いようです」・・・とありますが、どのような意味があるのでしょうか?

(回答)すでに閉経されて10年以上経過しておりますが、多くの方は膣内は萎縮してしまうのですが、まだ、女性ホルモンの影響があるようです。

(受診者)それはなぜでしょうか?

(回答)ホルモンの分泌が多い場合と、ホルモンを排出しないで体に蓄えている場合があります。いずれの場合でも、女性ホルモンの影響を受けているわけですから、同じ年代の方に比べると、お肌にハリがあってきれいではないでしょうか?それから失礼ですが、体重はやや多めでしょうか?

(受診者)そのどっちもが正解です。子宮頸がんの検査を受けてもそんなことわかるんですか?

(回答)そうですね。ですからコメントさせて頂きましたが、実はこのホルモンはいいことばかりではないのですよ。乳がんや子宮体がんのリスクが高くなってしまいます。ですから、今後不正出血があった時は子宮体がんの検査を受けた方が良いということになります。

(受診者)よくわかりました。健康診断の時も同じことを言われました。乳がんや子宮体がんにもこれから気をつけます。ありがとうございました。

この様な会話になりました。

 

「閉経後に出血があったら婦人科を受診して子宮体がんの検査を受けてね。」

以前近所の方とこの様な立ち話をしたことがあります。

それから何年かした梅雨の頃、久しぶりにその方にお会いしました。

(私)「お久しぶりですね。」「何となく元気がなさそうに見えますよ? どうかされましたか?

(近所の方)体癌になちゃったの。 以前先生にちょっとでも出血があったら病院に行くように言われていたのに」「実は今年の初めに2日間だけ少し出血があったんだけど、すぐ止まっちゃったのでそのままにしてしまったんです。所が最近になって頻繁に出血するので婦人科へ行ったら体癌と言われ、先週手術はしたんだけどこれから抗がん剤をやらなければいけないの」「一月に病院に行っていれば抗がん剤をやらずに済んだかもしれないのにね」

(私)「そうですか。命は一つしかないので、じっくり担当の先生とお話して、ちゃんと治療してね」お大事に!

もうすでにそれから3年が過ぎ、再発もないようです。

実際こんなことがあるのです。

ですから、受診者のの方が迷わないようにして多くの事を伝えてあげたい。そんな毎日です。

 

 

 

 

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