もう『性病』で悩まない!コラムを読んで女子力アップ

20~30代で子宮頸ガンが増えているのは、セックスによる感染が原因?

ガンは性的交渉が原因?! 冗談では済まされないHPVとは

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アカデミー主演男優賞、セシル・B・デミル賞を受賞しているアメリカの名優マイケル・ダグラスは、2010年に喉頭癌の末期ステージ4であることを公表。翌年には「ガンの原因は女性とのオーラルセックスで、HPVに感染したことにあるかもしれない」と雑誌のインタビューで答えています。
性的交渉でガンになる、そんなことが本当に起こるのでしょうか?その答えの前に、マイケル・ダグラスが感染したHPVについて触れてみたいと思います。
HPVとはヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus)の略で、1949年に皮膚のイボから確認されたウイルスです。HPVの特徴は、皮膚、口腔、生殖器などの扁平上皮の接触で感染し、子宮頸がん患者の90%以上からこのHPVが検出されていることが分かっています。

子宮頸ガンは早期に発見できるかどうかが重要

女性の死亡率で増加しているガンの主要部位は膵臓と子宮です。
子宮ガンは、子宮の本体にできるの体ガンと、子宮の入り口付近にできる頸ガンの2種類に分けることができます。体ガンは閉経後50代から60代で発症する人が多いのに対し、頸ガンは20代後半から40代前半で発症する人が大半を占めています。
2011年のデータによれば、子宮ガンによる死亡は年間約6,100人。このうち子宮頸ガンは約2,700人、子宮体ガンが約2,000人、部位の情報が不明な子宮ガンが約1,300人です。データを見る限り、子宮ガン患者は3人に1人以上が亡くなっています。なお近年、子宮頸ガンにかかる人が増え、それに伴い死亡率も増加しています。子宮頸ガンは早い段階で治療すれば完治できる病気です。しかし、初期症状はほとんど身体に現れないため、ガンであることが分かりにくい病気でもあるのです。

防ぐことができる子宮頸ガンのリスクと備え

現在、子宮頸ガンは性交渉でHPVに感染することが大きな原因であることが分かっています。このHPVにはいくつかの型があり、多くのケースは感染しても症状の出ないままウイルスが排除されています。一方で、HPVが排除されることなく感染状態が続くと、ガンになる可能性が高いことも事実です。また、一度はHPVが自然に排除されたとしても性交渉によって再度ウイルスが体内に入り込み、がんの危険因子となりえるのです。
1990年代に多くのヒット曲を出した人気グループ「ZARD」のボーカル坂井泉水さんは、2006年に子宮頸ガンが見つかり病巣の摘出手術を行いました。翌年に肺への転移が見つかり治療を続けていましたが、入院先の病院内にあるスロープから転落し亡くなりました。彼女はそのとき40歳でした。
既にHPV感染を防ぐワクチンが開発され接種も可能ですが、一部では副作用の問題が指摘されています。ワクチンに対するリスクも重要ですが、ガンに対する備えもまた大切なことではないでしょうか。

【参照サイト】

感染症の世界史 石弘之著/洋泉出版

国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

東京都健康安全研究センター
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/epid/y2003/tbkj2410/
http://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/

「記事提供:Prie(プリエ) – 女子のための性感染症情報サイト」
https://prie-std.jp/
プリエは女子のための性病を主テーマにした恋愛、セックス、ニュース、体験談などの情報メディアです。

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